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胆江日日新聞
pickup : 共に学び刻む思い出 統合控える大田代小 全校で最後の校外学習(江刺)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2021-09-14 09:32:33 (211 ヒット)

 江刺の市立大田代小学校(小野寺清校長、児童15人)の児童たちはこのほど、江刺岩谷堂字小名丸のえさし郷土文化館(相原康二館長)で体験学習に臨んだ。来年度から市立田原小学校との統合が決まっている大田代小にとっては、全校児童での最後の校外学習。低学年は勾玉、高学年は染め物の制作に挑戦し、思い出を心に刻み込んだ。

 同館では、郷土の先人たちが培ってきた知恵や技術を学べる体験学習プログラムを常時実施。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、そば打ちなどの食に関するプログラムは現在中止しているが、校外学習や子供会活動などで団体を受け入れ、工芸体験の機会を創出している。
 低学年の勾玉制作は、同館職員が指導。滑石を粗さが異なる3種類の紙やすりで根気よく削り、ハートや星など好きな形の勾玉を完成させた。3年三沢華歩さん(8)は、卵型の勾玉を作り上げ「形を奇麗に整えるのが難しかったけれど、完成してうれしい。家に飾って大事にしたい」と笑顔だった。
 布バックの染め物に取り組んだ高学年の講師は、江刺彩りの会(小泉宏子代表)の3人。花や木の葉、動物などの型をバックに当て、顔料をブラシでこすりつけてオリジナルのバッグを作り上げた。4年及川颯斗君(10)は、秋の森をイメージしてトンボやモミジ、イチョウなどの模様で染め上げた。「部屋を片付ける時に物を入れるのに使いたい」と声を弾ませていた。
 同館学芸員の野坂晃平さん(45)は「博物館は学びの場。市民や子どもたちに学びを提供することを使命としてやっていきたい」と意気込んでいた。
 同校の児童たちは現在、10月の学習発表会に向けて各学年の劇や合唱の練習に励んでいるという。
写真=布バッグの染め物を体験する大田代小学校の児童たち


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