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胆江日日新聞
pickup : 県独自宣言受け休館の市立図書館・室 貸し出し限定開始 通常開館勘違いも 職員対応追われる
投稿者 : tanko 投稿日時: 2021-09-15 09:38:09 (199 ヒット)

 新型コロナウイルスの感染拡大による岩手緊急事態宣言の発令を受け8月23日から休館していた市内の5図書館・室は14日、限定的に業務を再開した。電話とウェブで事前予約した分に限り貸し出しを行っているが、閲覧などの館内利用は休止のまま。電話での問い合わせが多かったほか、通常利用ができると勘違いしたまま来館する人もおり、職員らは説明に追われていた。

 8月12日に県独自の宣言が出された後、市内の図書館・室は同14日から22日まで貸し出しと返却業務だけを行い、館内での閲覧や学習コーナーの利用などを制限。移動図書館車も運行を休止し、同23日からは全て休館している。
 今月10日に開かれた、市新型コロナ対策本部会議の決定を受け、事前予約サービスを活用した貸し出し業務の実施を始めた。初日の14日、水沢図書館(佐藤良館長)では、午前9時半から午後1時までに46人がサービスを利用した。同日から館内での閲覧ができると勘違いしたり、事前予約のことを知らなかったりする人の来館もあったほか、電話での問い合わせも多数あり、職員は貸し出し・返却業務の合間に説明に追われていた。
 新聞を読もうと思い来館したという水沢花園町の伊藤隆志さん(68)は、利用できないと知り落胆。「コロナ禍の前は3日に1回は新聞を読みに来ていた。早く館内で読めるようになってほしい」と期待。休館前に予約していた本を借りに来た水沢在住の70代女性は「本を読むこと以外の活動ができない。楽しみにしていたのでゆっくりと読みたい」と喜んでいた。
 佐藤館長(64)は「休館中に借りていた本を読み終え、新しい本を借りたいと思う人も多い。本の企画展を用意したが来館者に見てもらえず残念だ。予約での貸し出しを続け、少しずつ元の状態に戻していきたい」と話していた。
 予約サービスを利用できるのは、市立図書館・室の利用登録を済ませた人だけで、新規の登録は現在受け付けていない。予約は電話とウェブで受け付けるが、ウェブは貸し出し中の図書にのみ対応している。
 自分の名前と借りたい本を伝えると、図書の準備ができ次第電話かメールで知らせが届く。貸し出し手続きは通常通りカウンターで行う。希望した図書が貸し出し中の場合は返却されるまで待つ必要があるため、準備にかかる時間はその都度異なる。借りられる冊数は1人5冊までで、2週間以内に返却する。
 制限の実施期間は同本部の判断による。制限期間中の開館時間は、水沢、江刺、前沢、胆沢の4館は午前9時半、衣川セミナーハウス図書室は午前9時。閉館時間はいずれも午後5時。返却はブックポストでも可能。衣川を除き月曜休館。
写真=予約による図書の貸し出し業務を再開した水沢図書館


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