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胆江日日新聞
pickup : 後藤新平の仕事に光 来年3月、市民劇上演(市文化財団)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2021-10-12 09:39:30 (198 ヒット)

 市文化振興財団(菅原義子理事長)主催の市民劇「新平さんの大風呂敷ー後藤新平物語ー」が来年3月12、13日、水沢佐倉河の市文化会館(Zホール)で上演される。水沢出身で台湾総督府民生局長や内務大臣などを務め、100年先を見通した国づくりに尽力した新平(1857ー1929)の生涯を描く。

 日清戦争帰還兵の検疫事業や関東大震災復興・都市計画などに取り組み、その構想のスケールの大きさから「大風呂敷」と呼ばれた新平。東日本大震災を経験し、新型コロナウイルス禍に生きる現代社会の人たちに、困難に立ち向かい続けた新平の思いを届ける。
 Zホールで10日、制作発表が行われ、菅原理事長や演出に関わるスタッフ、各時代の新平役を演じる俳優ら9人が出席。脚本や演出、演技指導を務める渡部明さん(79)は、新平と同郷の政治家、斎藤實役も演じる。
 舞台は2幕18場で、講釈師の語りで進行。新平が検疫事業を行っていた時代から物語が始まる。水沢で暮らしていた少年時代、相馬事件で投獄されるまでの青年時代、ボーイスカウト日本連盟初代総長を務めた最晩年と、時代を行き来しながら生涯を描く。渡部さんは、検疫事業や関東大震災からの復興、国民皆保険制度などの事業の実現に向け、新平が全力を傾ける「三つのクライマックス」が劇中にあるとアピールする。
 中後期の新平を演じる花巻市東和町の星鴉宮さん(73)は、「壮大なキャラクターを演じ切り、皆さんの期待に応えたい」と意気込む。
 青年時代までの新平は、水沢西上野町の岩渕龍巳さん(32)が担当。「新平の人となりが分かるような芝居をしたい」。最晩年役は、前後藤新平記念館長の高橋力さん(72)=水沢黒石町字長田=で、「髪形やひげの形を似せるよう今から稽古している。出演させていただき光栄」と話している。
 チケットは大人1500円、高校生以下1000円。12月11日からZホールなどで取り扱う。
 今月31日まで中学生以上を対象にキャストと美術や道具、衣装などのスタッフを募集している。稽古に参加できることが条件。希望者はZホール(電話22・6622)へ。火曜休館。
写真=市民劇「新平さんの大風呂敷」の公演に向け意欲を見せる関係者


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