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胆江日日新聞
pickup : 受け継ぐ地域貢献の心 いわてユネスコ活動奨励賞受賞 コロナ禍も可能な活動 取り組む発想力評価(市立衣川中)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2021-11-21 09:36:43 (182 ヒット)

 衣川古戸の市立衣川中学校(菊地榮壽校長、生徒93人)は、第26回いわてユネスコ賞「活動奨励賞」を受賞。約20年間にわたるボランティア活動や地域振興活動に加え、新型コロナウイルス禍においても可能な活動を検討し、実施していることが評価された。表彰を受け生徒たちは、先輩たちから受け継いできた地域貢献の心を大切に、今後一層活発に励むことを誓った。

 県ユネスコ連絡協議会(三田地宣子会長)が県内の児童生徒やその指導者らの活動をたたえ、▽科学賞▽文化賞▽活動奨励賞▽教育賞ーーの4区分で表彰する独自の制度。衣川ユネスコ協会(佐々木秀康会長)が、同協議会へ活動内容を報告し賞に推薦した。同校の受賞は初めて。
 同校は01(平成13)年、行政が発行する広報紙を読み上げて録音し、目の不自由な住民などに配布する「衣川録音ボランティア団体活動」を初めて実施。以降高齢者宅の除雪支援「スノーバスターズ」やエコキャップ活動、合唱や演奏を通した施設訪問活動などを続けてきた。
 特に本年度は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、感染対策を徹底しながらの活動を生徒たちが模索。地域への感謝や励ましの言葉をつづった「思いやりしおり」や、差別・偏見の根絶を願う「シトラスリボン」の作成、高齢者宅への暑中見舞いはがき送付などさまざまな活動を行ってきた。
 19日、同協議会の佐々木嘉直事務局長らが同校を訪問。佐々木事務局長が代表生徒に表彰状と記念盾を贈呈した。佐々木事務局長は「非常に多種多様な活動を展開していることに驚かされた。学校として長く続けてきた歴史はもちろん、コロナ禍でもできることを探し続けているその発想力もたたえたい」と話した。
 生徒を代表し、本年度前期生徒会長の菅原猛瑠さん(3年)は「活動を評価いただき大変誇らしい。受けた賞に恥じないよう、これからも地域貢献の心を受け継いでいく」。同後期生徒会長の千葉寿哉さん(2年)は「賞をいただきうれしさでいっぱい。ボランティア活動に率先して取り組み、地域との絆を育み続けたい」と誓いを新たにしていた。
 同校では現在、地域住民へ配布するための年賀状作成に全校生徒で取り組んでいる。新型コロナ感染の波が落ち着きを見せる中、対外的なボランティアや地域振興活動に一層力を入れていきたい考えだ。
写真=長年の活動が評価され、第26回いわてユネスコ賞「活動奨励賞」に輝いた衣川中学校の生徒


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