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胆江日日新聞
pickup : 歴史的建造物ぐるっと 水沢で見学会初企画 郷土の魅力探訪(市教委歴史遺産課)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2021-11-23 09:38:16 (202 ヒット)

 水沢地域の歴史的建造物の見学会(市教育委員会歴史遺産課主催)はこのほど、国登録有形文化財の斎藤子爵水沢文庫図書庫・図書閲覧所など5カ所を巡るコースで開かれた。参加した市民は身近な文化財に理解を深め、郷土の魅力を再認識した。

 水沢にある市所有歴史的建造物を公開する見学会。水沢吉小路の同文庫図書庫・図書閲覧所が10月に同文化財に登録されたことを記念して初開催し、午前と午後の2回の見学時間を設定した。
 同文庫は1932(昭和7)年、水沢出身で海軍大臣や朝鮮総督、内閣総理大臣を務めた斎藤實(1858ー1936)が生家跡に建設した私設図書館。郷土の子弟教育のため建てたという。
 図書庫は鉄骨鉄筋コンクリート造2階建てで、蔵書は約3万8000冊。昭和初期の政治資料や朝鮮関係の図書などがそろっている。階段は軍艦の階段に似せて設計させ、急こう配(52度)にし、海水の浸入を防ぐ覆蓋も備え付けたという。
 自邸設備も有する図書閲覧所は図書庫に隣接する木造平屋で、閲覧室はガラス戸が囲み、庭に面してサンルームのよう。1945年に疎開した妻春子さんが住み続けたことから斎藤實旧宅と呼ばれ、市民に親しまれている。
 午前の部の見学会には市民7人が参加し、水沢吉小路の星クツ子さん(77)は「深い味わいのある文化財がそのまま保存されているのがうれしい」と笑顔。貴重な文化財を通じた地域の魅力発信にも期待を寄せた。
 見学会の案内・説明は斎藤實記念館、武家住宅資料館、同課の職員がそれぞれ担当。同文庫や水沢日高小路の旧安倍家住宅、水沢大畑小路の高野長英旧宅などを巡った。
写真=斎藤子爵水沢文庫図書庫で職員の説明を受けながら見学する市民ら


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