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胆江日日新聞
pickup : 方言で養う郷土愛 来春統合 最後の開校記念日 児童ら人形劇楽しむ(江刺・広瀬小)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2022-05-12 09:35:57 (180 ヒット)

 江刺広瀬の市立広瀬小学校(小野吉誉校長、児童37人)は開校記念日に当たる11日、平泉町を拠点に活動する人形劇グループ「どんぐり」(鈴木はつ子代表、会員5人)の鑑賞会を開いた。新年度に近隣校と統合する広瀬小最後の開校記念日に合わせて小野校長が企画した特別公演。児童たちは方言を織り交ぜた人形劇と紙芝居を楽しみながら、郷土愛を養った。

 小野校長が昨秋、同グループの公演を市内で偶然鑑賞し、感銘を受けたのがきっかけ。新型コロナウイルスの感染対策で学校行事を控える傾向が続いたことから、「子どもたちを存分に楽しませたい」と同グループに協力を打診。思いをくみ取った鈴木代表(62)らが快諾し、開校記念日に合わせた公演が実現した。
 同グループの公演は、方言で語り聞かせるのが特徴の一つ。小野校長は「地元の人たちの言葉や表現力に触れ、将来も古里はいいものだと思ってもらえるきっかけになれば」と願っていた。
 民話の人形劇「たべられたやまんば」は、全学年の児童が鑑賞。恐ろしい山姥が寺の小僧を襲う場面では、はらはらどきどきした様子で成り行きを見守った。高学年を対象に紙芝居「炭焼き藤太」も上演された。
 「最後の記念日に招いていただき、とても光栄。楽しんでもらえたのであれば何より」と鈴木代表。6年で児童会長の菊池真乎さん(11)は「最後になるのはさびしいけれど、今までで一番いい開校記念日になった」と充実した様子だった。
 江刺地域の広瀬、人首、木細工、玉里、梁川の5小学校は23(令和5)年4月、統合する形で「江刺ひがし小学校」として新たにスタート。このため、広瀬小としての開校記念日は今回が最後となる。
 同校は1908(明治41)年、広瀬尋常小学校として創立。1873(同6)年に前身の軽石小などが寺院に学校を設置してから、本年度は150年目になるという。
写真=人形劇の舞台から躍り出た山姥人形の熱演を喜ぶ広瀬小の児童たち


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