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胆江日日新聞
pickup : 地域交流の場新たに 水沢で月1回 こども食堂にじ開設(学校法人日高学園)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2022-08-04 09:37:28 (249 ヒット)

 学校法人日高学園(千葉洋子理事長)は地域の多世代間交流や子どもの貧困問題対応として、子ども食堂「日高こども食堂にじ」を月1回、水沢の認定こども園で行っている。地域の人たちが食事を通じて広く交流できる場になるよう継続していく考えだ。

 同学園は、SDGs(持続可能な開発目標)プロジェクトとして子どもの食事支援と居場所づくりに取り組んでいる。6月下旬から7月上旬には、運営する日高ななつ星(千葉正睦園長、園児147人)と日高さくらの木(園長・千葉理事長、園児73人)の認定こども園2園で保護者から余剰食品を募り、市社会福祉協議会に寄贈するフードドライブ事業も実施した。
 食堂名の「にじ」は、地域住民一人一人を輝かせつなぐ架け橋になるよう願いを込めた。食堂の開設を保護者に通知したほか、地域の回覧板やSNS(交流サイト)も使い周知を図った。
 子ども食堂事業を展開するNPO法人奥州わらすばや、子ども食堂に食品提供を行っている矢巾町の業務用食品流通サービス(株)モリレイの協力を得ている。幼児には無料で提供し、小中高生やお年寄りには低価格で販売する。
 7月23日に水沢日高小路のななつ星で開いた第1回食堂は、職員やボランティア、協力団体から計15人が参加し調理。メニューはミックスフライ弁当で、モリレイが提供した冷凍食品のエビフライやハムカツのほかオムレツやミニトマトなども入れ、子ども用と大人用各30個をテイクアウトで提供した。
 受け渡し場所には販売前から列ができ、開始後約15分で完売。販売終了後は、米やマスクなどを配った。
 水沢北田の公務員岡元剛志さん(35)は、ななつ星に通う長女市花ちゃん(4)と一緒に訪れ、妻と次女の分も合わせ4人分を購入。「園児だけかと思ったが、年配の方から小学生まで幅広い年代の人が来ていて驚いた。子どもも友達に会えてうれしそうだったし、園の雰囲気を知る良い機会になった」と喜んでいた。
 ななつ星の千葉園長(48)は「地域貢献や食料支援の必要性をあらためて理解できた。期待されているとも感じた。コロナ禍が収束し、園内で食事をしたり遊んだりできるようになれば。今後も職員と楽しみながら継続し、園児と保護者、地域の人たちが広く触れ合える機会をつくっていきたい」と笑顔を見せた。
 食堂の売り上げは次回の食材費などに活用する。次回は8月20日にななつ星で行う予定で、数量も初回より増やすという。
写真=初回の「日高こども食堂にじ」で弁当を受け取る利用者たち


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