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pickup : ものづくり面白い! 親子工作教室を初開催(産技短水沢校と市教委)
県立産業技術短期大学校水沢校(清水健司校長、学生67人)で4日、「夏休み親子ものづくり体験教室」が開かれた。同校と市教育委員会が連携し初めて開催。市内の親子17人が木製の立体パズルを工作し、ものづくりの面白さを味わった。
昨年8月に同校と市が結んだ「地域連携に関する協定」に基づき実現したイベント。参加者に工作を楽しんでもらいながら、同校のPRとものづくり人材の育成を図る狙いがある。
立体パズルは、部品同士をはめ込んだり接着剤で付けたりすることで恐竜や昆虫の模型、棚などになる。国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを意識し、材料には学生の実習で生じた廃材や梱包品を再利用した。
市内の小学2ー5年生と保護者の計8組が参加。11種類のパズルから好きなものをそれぞれ選んで力作を仕上げ、自宅に持ち帰った。
市立前沢小2年の佐藤陽君(8)は、父親の学さん(46)と協力しながら、トリケラトプスやクワガタの模型、魚型の棚を作った。
陽君は「いろいろ組み合わせるのが難しかったけれど楽しくできた」と笑顔。学さんは「先生たちに教わりながら何とか完成した。子どもと会話しながら作ることができて楽しい」と喜んでいた。
写真=協力しながら立体パズルを作る親子