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pickup : 歩いて健康づくり 街地区生涯教育センター 独自コースで毎月企画(金ケ崎町)
金ケ崎町の街地区生涯教育センター(坂田裕之所長)が主催する「健康ウオーキングin街地区」は22日、同センターを発着点に行われた。参加した地域住民らは、木々の色づきに秋を実感しながら歩を進め、自身の健康増進に役立てた。
同センターでは昨年度、センターのグラウンドを周回した数に応じて得たポイントを粗品に交換する「てくてくウオークチャレンジ」を実施した。本年度は、地区内のさまざまな場所に足を運んでもらおうと、6月から月に1度、健康ウオーキングを企画。センター職員が往復で約3キロのコースを設定し地区内を巡る取り組みで、住民の心身の健康につなげている。
4回目の同日は、同センターから金ケ崎神社に入り、諏訪八景を横目に白糸まちなみ交流館を折り返すコースで実施。地域住民とセンター職員8人が参加した。
参加者たちは、落ちている栗に秋を感じたり景観から思い出話に花を咲かせたりして、思い思いのペースでウオーキングを満喫した。同町西根下餅田の佐藤賢三さん(84)は「毎日のコースとは違う場所を歩き、いい気持ちだった」とにっこり。妻京子さん(81)は「朝は寒かったけれど歩いていると汗も出てきて爽快。たくさんの発見があり、初めての道が刺激になった」と笑顔だった。
坂田所長(69)は「参加者の皆さんには歩く意義を知ってもらい、自主的な取り組みにつなげてもらいたい。仲間づくりと健康づくりに役立ててもらえたら」と願っていた。
写真=城内集会所前に落ちている栗に秋を実感する参加者たち