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胆江日日新聞
pickup : 本年度末 校史に幕 藤里小で閉校式 地域と共に149年 最後まで「楽しく」(江刺)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2022-11-23 09:40:20 (235 ヒット)

 江刺藤里の市立藤里小学校(林博文校長、児童29人)の閉校式が22日、同校体育館で行われた。児童たちは心を一つに校歌を斉唱し、残り約4カ月となった同校での生活の一日一日を大切に過ごすことを誓った。同校は2023(令和5)年4月、伊手小と共に岩谷堂小と統合するため、本年度末で閉校。地域と共に歩んだ149年の校史に幕を下ろす。本年度末に閉校する江刺地域内の7校のうち、閉校式を行ったのは藤里小が初めて。

 藤里小は1873(明治6)年に創立。1917(大正6)年に前身の横瀬、浅井両小学校が統合し、8年後の25年に現在の場所に校舎を移した。
 式には学校関係者や来賓ら約60人が出席。市教育委員会の高橋勝教育長が閉校を告示し、倉成淳市長が式辞を述べた。
 林校長は「豊かな自然の中、小規模校ならではのぬくもりで心と体を豊かに育んできた。通う学校が変わっても、藤里小で培ってきた自信と誇りを胸に、児童の皆さんが活躍してくれることを信じている」とあいさつした。
 児童を代表し、計画委員長で6年の宍戸絢さんが「兄2人も通った藤里小と別れることは寂しいけれど、最後の1年を充実させたいという思いでこれまでの行事などに取り組んできた。藤里小の良いところは“笑顔と掃除”。清潔な教室にいつも笑顔があふれていた。一日一日を大切に、残りの時間を楽しく過ごしたい」とお別れの言葉を述べた。
 林校長が倉成市長に校旗を返納。全校児童が校歌を堂々と斉唱し、式を締めくくった。
 市教育委員会が策定した市小中学校再編計画に基づき、来年4月に藤里小、伊手小は岩谷堂小と統合。人首、木細工、玉里、梁川、広瀬の5小学校も同月に統合し、玉里小校舎を活用する形で「江刺ひがし小学校」が開校する。
 藤里小は、新型コロナウイルスの影響で来年3月の閉校式が難しくなる恐れがあると判断し、早めに行った。
 同校では来年3月18日の卒業式に合わせた催しも計画。最終登校日には「旅立ちの式」を行う予定だ。
写真=閉校式で校歌を堂々と斉唱する藤里小児童たち


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