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pickup : 雪上に歓声、にぎわう ひめかゆスキー場活用 親子らイベント満喫(胆沢)
胆沢の社会福祉法人奥州いさわ会(藤田春芳理事長)と(株)ひめかゆ(佐々木英一代表取締役)は21日、今シーズンから休止しているひめかゆスキー場=胆沢若柳=を活用し、「いさわひめかゆ雪祭り2023」を共同開催した。雪が舞う中、そり遊びに夢中になる子どもたちの歓声が響き、親子そり引きレースなどのイベントも繰り広げられてにぎわいを見せた。
民間主体の催しにより地域の魅力を高めようと同法人と同社が力を合わせ、雪遊びの場を創出。市や胆沢スキー協会に協力を要請した。スノーモービルトレインや雪上宝探しなど各種イベントを用意し、地域で長年にわたり親しまれてきた同スキー場で家族連れら多くの来場者を楽しませた。
親子そり引きレースは、子どもが乗るそりを保護者が引きながら走り、熱戦を展開。胆沢の市立若柳小1年の安倍雅陽君(7)は「そりから落ちないようにバランスを取った。おもしろかった」と笑顔を見せた。
同法人の地域公益事業プロジェクトチームの自然を楽しむ班でリーダーを務める高橋諒さん(36)は「多くの人に訪れていただき、本当にうれしい。ひめかゆスキー場が地域にとって大切な場所だったとあらためて実感した。地域の資源を今後も守っていきたい」と話していた。
写真=親子そり引きレースを楽しむ来場者