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pickup : 国道4号水沢東バイパス 25年度全通へ要望継続 総延長9・6キロ→6・9キロ開通(期成同盟会)
国道4号水沢東バイパス整備促進期成同盟会(会長・倉成淳市長)の定期総会は25日、市役所本庁で開かれ、本年度事業計画と収支予算を決めた。25(令和7)年度の全線開通に向け、引き続き関係機関への要望・陳情や関係団体などとの情報交換に取り組む。
あいさつで、倉成市長は「昨年は一定の制限がある中で、国土交通省などへの要望活動を実施した。全線開通の早期実現を求め、今後も粘り強く運動を展開していきたい」と述べた。
整備促進に向けて本年度も▽沿線住民・関係団体との情報交換、連携活動▽関係機関への要望・陳情▽地権者対策や地方公共団体、関係機関への積極的な協力ーーを行う。
整備事業は国道4号の混雑解消や交通安全の確保などを目的に、1985(昭和60)年度から進められている。水沢真城大深沢から同佐倉河字十文字までの総延長9・6キロのうち、6・9キロが開通。本年度は道路設計や埋蔵文化財調査、道路改良などを行う。水沢真城の大深沢橋では下部工事も実施される。
総会後の情報提供で、岩手河川国道事務所の菊地淳副所長は「事業を推進していく中で、予算確保が重要になる。引き続き皆さまのご協力をお願いしたい」と呼びかけた。
写真=国道4号水沢東バイパス整備促進期成同盟会の定期総会