岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 国内最高峰 産地で堪能 4年ぶり通常開催(前沢牛まつり)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-06-05 09:41:15 (385 ヒット)

 第39回前沢牛まつり(同まつり実行委員会主催)は4日、前沢阿部舘の前沢いきいきスポーツランドで開かれた。4年ぶりの通常開催に県内外から多くの家族連れらが来場し、国内最高峰の肉質を誇るブランド牛を炭火で堪能。歌や踊りなどのステージショー、抽選会なども行われ、一大イベントが活気に包まれた。

 同実行委は市、JA岩手ふるさと、前沢商工会で構成。新型コロナウイルス感染拡大の影響で20(令和2)年度は中止、21ー22年度はドライブスルー方式による牛肉販売のみを実施した。
 前沢牛のグルメ屋台をはじめとした出店が軒を連ね、市の姉妹都市北海道厚真町の特産品コーナーも人気を集めた。炭火コンロ貸し出しによるバーベキューがコロナ禍前の光景を取り戻し、バーベキュー用の肉引き換えには100人を超える行列ができた。
 実行委員長の千葉桂・前沢総合支所長は開会行事で、「前沢牛のおいしさを会場で味わってもらうという、まつり本来の姿を取り戻すことができ本当にうれしい。ステージイベントなども合わせて楽しい1日を」と呼びかけた。県立前沢高校の生徒有志約50人がまつり運営に協力した。
 ステージでは本年度奥州前沢42・25歳厄年連をはじめ地元団体が出演したほか、恒例の小学生による「牛の鳴きまねコンテスト」も開催。県内外の小学生20組が特徴を捉えた鳴きまねで盛り上げた。
 NHK紅白歌合戦にも出場した演歌歌手・丘みどりさんの歌謡ショーもあり、伸びやかな歌声が4年ぶりの祭典に彩りを添えた。
 前沢に住むきょうだいの誘いでコロナ禍以前から何度も訪れているという臼井チヤ子さん(77)=東京都青梅市=は、親戚ら10人ほどでまつりを満喫。「開催の日を本当に心待ちにしていた。天気にも恵まれ、外でおいしい前沢牛を味わえて最高の気分」と笑顔を広げた。
写真=4年ぶりの通常開催でバーベキューを楽しむ来場者


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