岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 秋の祭典 開幕華やか 市と長沼町 姉妹都市50周年式典も(水沢市街地)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-09-17 09:36:46 (258 ヒット)

 第2回奥州秋まつりと第58回市水沢産業まつりは16日、水沢駅通り周辺を会場に2日間の日程で開幕した。郷土芸能や歴代厄年連・年祝連などの演舞演奏「芸能の祭典」が初日に繰り広げられ、市街地を華やかに盛り上げ。市と北海道長沼町の姉妹都市締結50周年記念式典も行われ、友好の節目を祝った。17日は「奥州YОSAKОIinみずさわ」も開催され、全国各地48チーム約1000人の踊り子が躍動する。

 合同開催となり、秋まつりは奥州商工会議所、産業まつりは市などで構成の実行委員会が主催。2日目のメインとなる奥州YОSAKОIinみずさわは第20回を迎え、同みずさわ実行委と同会議所が主催し、水沢信用金庫が共催する。
 初日は開場式に続き、両市町の姉妹都市締結50周年記念式典が行われ、長沼町からは斎藤良彦町長ら18人が出席。オープニングを水沢の佐野太鼓保存協力会と長沼町の長沼百年太鼓保存会の演奏が飾った。
 倉成淳市長は式辞で、「50年間の交流の積み重ねで育まれた両市町の親善と友好の絆は何物にも代え難い財産。これを礎に行政はもとより、市民、関係団体の交流をより一層発展させ、次の世代に引き継いでいきたい」と述べた。
 記念品を交換し、市からは長沼町の花「ライラック」をモチーフに制作した南部鉄瓶を贈呈。長沼町からは、アイヌ民族の伝統的な弦楽器「トンコリ」が贈られた。
 斎藤町長は「両市町民の触れ合いを通してさらなる友愛の情義を深め、姉妹の絆をより一層固く結び、相互協力がますます緊密に、かつ活発に展開されるよう念願する」とあいさつした。菅原由和市議会議長、平井儀一町議会議長がそれぞれ祝辞を述べた。
 会場では同町物産展を両日開催。ジャガイモやカボチャ、タマネギやジンギスカンを先着順で販売し人気を集めている。同物産展を含め飲食物などの計69店舗が出店しており、初日からにぎわいに包まれていた。
 芸能の祭典は28団体約500人が演舞演奏を繰り広げた。このうち県立水沢商業高校吹奏楽部は1、2年生17人が出演。踊りながら演奏する「ダンス&プレイ」に昨年から取り組んでおり、この日はポップスの「新時代」や「さくらんぼ」などを披露して来場者を楽しませた。
 情報システム科2年の佐々木羊子さん(17)は「昨年に続いてこの機会をいただき、今年はより完成度を高めた上で出演することができた。お客さんに喜んでいただきうれしい」と笑顔を見せた。
 17日の奥州YОSAKОIinみずさわは、午前11ー午後6時に行われる。
写真上=来場者を魅了した「芸能の祭典」。演舞を披露する金津流梁川こども獅子躍
写真下=姉妹都市締結50周年記念式典で記念品を交換した倉成淳市長(左)と北海道長沼町の斎藤良彦町長


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