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pickup : 冬へ準備万端 降雪期控え出動式(県南局など)
奥州地区除雪業務安全協議会(相澤輝充会長)と県南広域振興局土木部による安全祈願行事と出動式が15日、水沢聖天の同振興局土木部大型車両格納庫で行われた。本格的な降雪期が間近に迫る中、関係者らが除雪作業の安全を誓った。
大小さまざまな除雪機械85台を使用。国道397号など県管理の国道や主要地方道一関北上線、県道衣川水沢線などの胆江地区内33路線(車道397・4キロ、歩道216・4キロ)で除雪作業を行う。
安全祈願行事は、県から除雪作業の委託を受けている建設業者らで組織する同協議会が主催。神事を通じて無事故無災害を願った。
同振興局土木部主催の出動式で、和村一彦部長は「今年は暖冬と言われているが、局地的な大雪は予想されている。安全を第一に考え、冬季の通行確保をしていく」とあいさつ。同協議会の相澤会長は「運行車両や地域住民の安全を最優先した運行と作業、われわれ自身が事故の被災者にならないよう細心の注意を払って日々の業務に取り組み、地域住民の暮らしの安全と利便のために努力する」と誓いの言葉を述べた。除雪功労者として及川正幸さん(及常建設)への表彰なども行われた。
地元のもみじこども園(熊谷孝博園長)の年長児15人が、車庫から出発する除雪機械に手を降って見送り。「除雪機械にふれあう会」も開かれ、園児たちは除雪機械に乗せてもらいながら笑顔を広げた。
写真=園児たちが手を振り見送った除雪機械出動式