働く人の権利を訴える労働者の祭典「メーデー」が1日、各地で繰り広げられた。胆江地方では、連合系が水沢佐倉河の市文化会館(Zホール)に約600人が集まり、労連系は水沢体育館前広場(水沢公園内)に約100人が参集。新型コロナウイルス禍により、組織を挙げ一堂に会しての活動は縮小せざるを得ない状況が続いてきたが、コロナ禍前に近い状態で運動を展開。集会やデモ行進を通し、労働環境改善や平和を守ろうと働く者の団結を訴えた。
【1面】
高速バス運行開始 水沢ー仙台間 運休路線に代わり新設(県交通)
五月人形お目見え お休み処かみしも 4年ぶり節句ランチも(金ケ崎)
希少ウスギタンポポ 白色かれんに(江刺館山)
【総合】
50回の節目 江刺甚句あす開幕 4年ぶりの通常祭典 同時演舞 ギネスに挑戦(実行委)
【社会面】
労働環境改善 声高く 団結訴え「メーデー」(胆江地方)
働き方見直し改善へ(連合系)
支援理解求め行動を(労連系)
奉遷120年記念 幕開け あす春の駒形祭「子供騎馬武者行列」 みこし製作地から視察も(水沢)
GW後半の発熱診療 一部医療機関で対応 受診前に電話連絡を(胆江)
県内の感染状況 新規患者53人(新型コロナ)
【第2社会面】
アスパラ安定供給へ取り組み 金ケ崎町農業再生協が総会 水田ビジョンなど承認
芸術文化を楽しむ 日常取り戻す年に 市芸文協会が総会
4年ぶりに水沢市街地で開催された日高火防祭。29日、伝統の祭典を若い力が支えた。駅前三町組に10ー20代の6人がボランティアで参加し、“お人形さん”の世話係や屋台押しなどを担った。祭りを継承していくため、地域住民と協力して運行をサポートした。
【1面】
3カ月連続前年下回る 胆江管内3月 求人倍率1・41倍(水沢職安)
きょうメーデー 連合系/労連系 胆江2会場で集会
コース彩りおもてなし 田谷自治会 きらめきマラソン開催控え花苗植栽(江刺愛宕)
【社会面】
若い力 伝統支える 町組にボランティア 地域など枠超え参加(水沢・日高火防祭)
障害者支援を充実 水沢南矢中に施設整備 きょう開所(NPO法人「一歩の会」)
技術向上へ交流大会 県内外8チーム参加(中学バスケ前沢カップ)
“春”の音色心地良く ピアニスト菊地聖子さん(仏在住) バイオリン奏者と共演(江刺教会)
県内の感染状況 新規患者47人(新型コロナ)
【第2社会面】
節目祝い演武会 コロナ禍3年越し実現(合気道奥州道場)
非行防ぎ健全育成を 奥州少年警察ボランティア協会が総会 本年度事業計画決める
さなぶり40回節目 6月に記念大会 前沢芸文協が総会
水沢の春の祭典「日高火防祭」は29日、水沢市街地で繰り広げられた。新型コロナウイルス禍で運行ルートを短縮し本祭のみの縮小開催となったが、4年ぶりに絢爛豪華な囃子屋台がまちを彩り、厄年連も力強い演舞で盛り上げた。待ちに待った祭りの復活。会場は300有余年の歴史を誇る同祭を楽しむ多くの市民らでにぎわい、活気に満ちた。