金ケ崎町六原の国登録有形文化財「軍馬の郷六原資料館」を含む一帯で13日、UMAROKU(うまろく)倉庫の市が繰り広げられた。資料館の利活用を狙いに初めて開催したイベント。同市実行委員会(星隼人開催責任者)は、資料館を交流人口拡大の拠点とする可能性を探りながら、地域内外の住民と楽しいひと時を創出した。
元外務省職員でデザイナーの鈴木詠一さん(40)=北上市=が、江刺米里字人首町にある旧菊池邸のリノベーション(改修)に取り組む。かつての宿場町で異彩を放つ洋館風の旧家屋を、制作拠点やアートギャラリーとして再生する計画。興味のある人に見てもらおうと、19日から3日間、自身が手がけた洋服の展示会を開く。鈴木さんは「人が集い、語り合える場にしたい」と意欲を語る。
金ケ崎町六原伊吹地内に、遠谷巾・二ツ森除雪センターが完成した。町内の除雪センターは計6カ所となり、より効率的な除雪作業実現に向けた体制を整えた。11日、現地で完成式・安全祈願祭を執り行い、町関係者や地域住民ら約20人が出席して新たな拠点施設の誕生を喜んだ。
水沢羽田町のJR水沢江刺駅構内・南岩手交流プラザの本格リニューアルを予定している市は、同プラザ正面左側ガラス戸にウインドウサイン(装飾)を施した。市地域おこし協力隊の相田ちひろさん(48)の提案を受けながら、市内の名所や祭り、特産品の絵で全面をラッピング。駅構内に新たなフロアサインも配し、統一感あるデザインで県内外の駅利用客らに市の魅力を伝えている。
市は本年度、「子育て世代包括支援センター」を「こども家庭センター」に組織替えした。法改正に伴う対応で、妊娠から出産、子育てまで切れ目なく相談・支援を継続。関係課の垣根を越えて情報共有体制を強化し、全ての妊産婦や子育て世帯、子どもに寄り添っていく。