金ケ崎町西根揚場後の特別養護老人ホーム友愛の家(小野寺孝太所長)に9日、ラーメンを振る舞うキッチンカーがお目見えした。新型コロナウイルス禍で施設行事の見合わせが続く中、利用者と職員をおいしいラーメンで元気づけようと企画。利用者たちは、施設の管理栄養士が腕をふるった熱々の本格ラーメンを頬張り、昔ながらの屋台の雰囲気も楽しんだ。
教育旅行や農業体験学習で多くの児童生徒を受け入れてきた「おうしゅうグリーン・ツーリズム推進協議会」(高橋和彦会長、会員39戸)が、年内に解散する。新型コロナウイルス禍で、受け入れ中止が長引き会員農家が大幅に減少。事業運営を安定的に続けるのは困難と判断し、終止符を打つことを決めた。8日には最後の受け入れが行われ、市立東水沢中学校2年生約120人が農家と触れ合い農作業を楽しんでいた。
【1面】
農村体験 最後の受け入れ 推進協 年内に解散(おうしゅうGT)
南部風鈴 音色涼しげ 駅に風物詩お目見え(水沢)
自然エネ活用検討へ 工業団地の排水発電巡り(金ケ崎町)
【社会面】
地域の元気発信 笑顔も届け18年 実行委が記録集 感謝込め歩み一冊に(奥州市民☆文士劇)
大畑平公民館報『むらづくり』 住民の和紡ぎ100号 願う活性化、紙面彩る(胆沢小山)
いざなう常夏 フラダンス 17日に公演 受講生、本番へ練習(Zホール)
核なき世界 つなぐ祈り 県内一周 平和マラソン奥州継走(実行委)
【第2社会面】
開幕まつりは9月10日 概要決まる 舞台発表、8月から順次(市民芸文祭)
はとこの長英 関わりに焦点 18日まで企画展(後藤新平記念館)
水沢佐倉河の看板製作会社(有)アトム工房(小野寺秀行代表取締役)、水沢多賀の弁当販売「大漁丼家」、水沢森下の協和学院水沢第一高校(大内誠光校長)の3年生有志が共同でイチゴフラッペを商品化した。11日に水沢駅通りで開かれる水沢商人まつりの会場で販売する。高校生のアイデアを取り入れSNS映えを狙い、「かわいい」と「おいしい」が詰まった一杯が完成。「地域を盛り上げ、若い人たちに奥州市の良さを感じてもらえる一助になれば」と思いを込める。
市民ボランティア「市認知症支援ぬくもり隊」(浅利修隊長)は6日、市内3高齢者施設を訪れ、入所者と一緒に花植えをした。施設利用者と交流しながら接し方も学んでいこうと、初めて企画。高齢者と協力してプランターに花苗を植え、楽しいひとときを過ごした。