市は8日、新型コロナウイルスの影響で休止していた宿泊型産後ケア事業を再開する。県内唯一の取り組みで、県補助金を活用し自己負担ゼロで利用できるようになった。本人の希望に沿って助産師がスケジュールを組み、育児相談や母乳ケアなどにも対応。出産後ゆっくり休めない母親がほっと一息つける時間をつくり心身の負担軽減につなげ、安心して子育てできるようサポートしていく。
第39回前沢牛まつり(同まつり実行委員会主催)は4日、前沢阿部舘の前沢いきいきスポーツランドで開かれた。4年ぶりの通常開催に県内外から多くの家族連れらが来場し、国内最高峰の肉質を誇るブランド牛を炭火で堪能。歌や踊りなどのステージショー、抽選会なども行われ、一大イベントが活気に包まれた。
JA岩手ふるさと(後藤元夫会長)管内の名産品であるピーマンなど、夏秋野菜の収穫・出荷は間もなく最盛期を迎える。このほど、本年産夏秋野菜の出発式が胆沢小山字菅谷地の同JAピーマン選果場前で行われた。出席した関係者約40人は、消費者に良質の野菜を届けることを誓いながら、価格安定と生産者の所得向上を願った。
市立衣川中学校(八重畑亘校長、生徒75人)は2日、2年生28人を対象に出前授業「地域資源の発見と観光ルートづくり」を実施した。1年次から3カ年計画で「地域再生プロジェクト」に取り組む生徒たちが地域資源を見直し、観光・誘客の観点から衣川の魅力を考えた。
来年3月卒業予定の高校生を対象とする事業所からの求人受け付けが1日、県内各公共職業安定所で始まった。胆江2市町を管轄する水沢職安(大平裕所長)では初日に52件109人の求人を受理し、事業所の旺盛な採用意欲を表す滑り出しとなった。
初日の受け付けは、昨年初日と比べ3件4人増加。同職安は、新規高校卒業者の雇用確保に向け求人票の早期提出を呼びかけている。