市や農商工観光・スポーツ団体などで構成する「大谷翔平選手ふるさと応援団」(会長・倉成淳市長)は、応援活動の象徴となるロゴマークを決定した。ロゴマークを使い製作した新ポスターや懸垂幕もお披露目。応援団会員や応援サポーターにポスターを配り奥州市を青に染め、メジャー7年目を迎えるドジャースの大谷選手に古里から力強いエールを送る。
市立衣川中学校(八重畑亘校長、生徒75人)は11日、東日本大震災の復興と犠牲者への追悼の思いを込めた「あの日を忘れない 届け わたしたちの歌 3・11コンサート」を開いた。校舎正面の外階段に全校生徒が並び、全8曲を合唱。震災で得た教訓を生かしながら未来に向かって進んでいくことを誓った。
国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)の前身、水沢緯度観測所の初代所長で「Z項」の発見者として知られる木村栄(1870ー1943)の書を集めた展示会は10日、閉幕した。水沢星ガ丘町の同観測所敷地内にある奥州宇宙遊学館(亀谷收館長)を会場に、今月2日から8日間(休館日除く)にわたり開催し、延べ300人が来場。最終日は水沢佐倉河の書家、松本啓夫巳さん(46)=雅号・錦龍=による書の解説会も開催。来場者は木村の豊かな才能をあらためて認識した。
市立みなみ保育園(佐々木健園長)の閉園式が9日、水沢真城の同園で行われた。地域の強い働きかけに応じ、現地に整備され45年。地域の子どもたちの健やかな成長を支え続け、延べ677人を送り出した歴史を本年度末で締めくくる。最後の卒園児となる8人は、お別れの歌を元気に歌い、「ありがとう。さようなら。ずっと忘れません」と大きな声で園舎に別れを告げた。
水沢中町で酒店を営む(有)小林商店(小林光明代表取締役)は、店舗の大幅リニューアルを図り、日本酒に特化した専門店に生まれ変わる。酒販の規制緩和に伴い、地域の“酒屋さん”が次々に姿を消していく中、日本酒の魅力を知らない若者は多く、まだまだ活路は見いだせると判断。土曜限定の立ち飲みコーナーを新設するなど、酒屋のイメージを一新し、老舗酒屋として生き残りに懸ける。