金ケ崎町の本年度町民懇談会は20日夜、街地区生涯教育センターを皮切りに始まった。除雪対策や事務事業の見直しなどについて意見を交わし、住民からは除雪に関する発言が目立った。町は、本年度で町民懇談会を取りやめ、意見交換の場を町政座談会へ移行する方針案も示した。懇談会は28日までに残る5生活圏でも順次開かれる。
金ケ崎町三ケ尻の旧跡・丸子舘に居を構えていたとされる三ケ尻氏の末裔沢田功子さん(73)=盛岡市=は19日、同町を数十年ぶりに訪れた。千田正記念館や丸子館跡などに足を運び、自身のルーツに思いをはせた。
【1面】
与野党の激戦必至 参院選あす公示(岩手選挙区)
来春開校「江刺ひがし小」シンボル決まる 校歌 笑顔と夢願い込め 校章 5校の個性を表現(市教育委員会)
アリウム日差し浴び きょう「夏至」(胆江地方)
【総合】
県内4ー6月 企業景況3期ぶり改善 宿泊・飲食で需要回復 コロナ落ち着き背景に(盛岡財務事務所)
【社会面】
地名で残る家名に喜び 三ケ尻氏子孫、沢田功子さん(盛岡) 次女と共に数十年ぶり来町(金ケ崎)
後輩たちへエール 胆江の2高校 卒業生、進路体験語る(水沢商高/金ケ崎高)
職場、友人間、SNS 言葉の使い方考える 関連本100冊紹介(前沢図書館)
地道な活動たたえる 市内女性2人を表彰(日本善行会)
新規患者 60代以下の65人 奥州保健所管内は4人(新型コロナ)
【第2社会面】
老いも若きも懸命に 森山で陸上2大会(金ケ崎)
健脚はつらつと 90代選手も参加(岩手マスターズ)
今回からオープン参加選手受け入れ(奥州金ケ崎記録会)
常盤の高齢者 スポーツ交流(水沢)
江刺の市立玉里小学校(早川宏昭校長、児童41人)は今月、第9次「交通無事故1500日」を達成した。新年度に近隣校と統合するため、児童の安全を守ろうと85(昭和60)年6月から続く地域伝統の記録達成も今回が最後となる。16日には第9次運動の達成を祝う記念式典を同校で開催。児童たちは、見守り活動を行う住民らを前に、学校統合後も先輩から受け継いできた交通安全の心構えを守っていく決意を新たにした。
胆江地区中学校総合体育大会は18日、各地の学校・公共施設を会場に開幕。初日は9競技が行われ、県大会出場を目指す選手たちの白熱した戦いが繰り広げられた。今大会も新型コロナウイルス感染予防の観点から、観戦は生徒1人につき保護者2人(会場・種目によっては生徒1人につき1人)に制限しているため、一般の入場はできない。19日まで。
初日は6競技の団体戦・個人戦の決勝が行われ、バドミントンの男子団体は、金ケ崎が決勝で昨秋の県新人王者の前沢を2ー1で下し、地区第1代表の座を獲得した。女子は前沢が栄冠。卓球団体の男子は、県新人大会3位の江刺一が決勝で水沢を3ー2で振り切り地区第1代表に決定。女子は水沢南が決勝で前沢を3ー1で下した。