初の奥州市公式マスコットキャラクター「おうしゅうたろう」が誕生した。「奥州市に住み着いた宇宙人」をコンセプトに、水沢出身で奥州大使の漫画家吉田戦車さんがデザイン。市公式ＳＮＳやホームページ（ＨＰ）などで市内の情報を発信していく。１０日、定例記者会見でお披露目され、担当したプロジェクトチームは「行政と市民の距離を近付ける存在として、皆で活用し育てていきたい」と思いを込める。

【１面】
奥州市公式マスコットキャラ　「おうしゅうたろう」誕生　若手職員がプロジェクトチーム　吉田戦車さん（水沢出身）デザイン（市公式ＳＮＳ）
安定的な雇用確保を　経済団体に合同要請（県、岩手労働局、盛岡市）

【社会面】
ジャンボ鉄瓶を修理　新幹線駅前　腐食進み、つまみ落下（水沢鋳物組合）
悩み寄り添い２１年　前主任児童委員の宮本幸子さん　功績たたえ厚労大臣表彰（金ケ崎）
「金色の風」アピール　作付け８年目　達増知事が田植え（水沢佐倉河）

【第２社会面】
誘客へイベント多彩に　ＳＮＳ情報発信も強化（金ケ崎町観光協総会）
１７日開幕　春季高校野球県大会　組み合わせが決まる
「学び」深め人生豊かに　立生大学が開講（水沢）

　水沢羽田町宝生の鋳造業・南部宝生堂（株）及富（及川一郎代表取締役社長）が製造している鉄瓶が、異なる角度から脚光を浴びている。地元出身の大リーガー大谷翔平選手が日本時間の９日、自身のインスタグラム（インスタ）に同社が手がけた青い鉄瓶「みやび」の写真を掲載。注文や問い合わせが殺到している。さらに同社は、別の鉄瓶でイタリアの国際的なデザイン賞「Ａ'ＤｅｓｉｇｎＡｗａｒｄ（エーダッシュデザインアワード）」の銀賞を受賞。一度に訪れた吉報は、水沢鋳物の振興へ大きな追い風となりそうだ。

【１面】
地域計画策定へ推進協　期限迫り市町村支援　農地利用を明確化（県）
移動支えて輪禍抑止　運転免許証返納で助成　タクシー１万円　田園バス５０００円（金ケ崎町と交安協分会）
農業遺産の魅力発信　束稲山地域推進協が総会（前沢）

【社会面】
話題沸騰　二重の喜び　及富製造の鉄瓶　大谷選手がインスタで紹介　別製品は海外デザイン賞に　鋳物業界振興へ追い風（水沢）
災害時のリハビリ支援　県とＪＲＡＴが協定　被災地避難所　生活不活発病予防へ
人権守る活動一層　功労委員に表彰状（水沢擁護委協総会）

【第２社会面】
「認知症サポーター」養成したくても　講師の確保厳しく　感染症など影響、人材不足　なり手　広く募る（奥州市）
岩手の歩み　一目で　１０分野、パネル作成し展示（県政１５０周年記念事業）

　高野長英顕彰会の総会は８日、水沢大畑小路の高野長英旧宅「古稀庵」で開かれ、２４（令和６）年度の事業計画や収支予算を原案承認した。今年は高野長英（１８０４ー１８５０）の生誕２２０年の節目に当たり、記念事業として１２月上演予定の奥州市民劇「長英の夢物語ー幕末の蘭学者・高野長英の生涯ー」（仮題）への全面協力や記念シンポジウムの開催検討などに取り組んでいく。役員改選も行われ、新会長には前副会長の渡辺唱光さん（６６）が就いた。