赤生津地域活性化協議会と県環境学習交流センターが主催する赤生津の自然体験会「源氏ボタル観察会」は25日夜、前沢生母の赤生津分館と周辺の沢で行われた。紙芝居やクイズを通してホタルの生態を学習し、実際に飛ぶ姿も観察。集まった約20人はホタルの淡い光を楽しむとともに、自然環境の保全についても考えた。生息地周辺には手作りののぼり旗も新たに設置しており、ホタルが生息する里山の環境を守っていく大切さを訴えている。
前沢徳沢の前沢温泉「舞鶴の湯」を指定管理している?前沢温泉(佐々木裕代表取締役)は、市内の子育て世帯を対象とした子ども食堂事業をスタートさせた。温泉施設利用と食事、子ども向けアトラクションを組み合わせて安価で提供。参加家族らは同温泉で過ごす楽しい時間に笑顔を広げるとともに、参加者同士の交流も深めた。今後も継続実施し、リニューアルオープン時に掲げた「家族ぐるみで愛される施設」を目指す。
市は、JR東北新幹線水沢江刺駅構内にある南岩手交流プラザの「工業製品展示コーナー」をリニューアルした。市内に事業所を置く製造業に、無料で展示場所を提供。各企業が工夫しながら製品や会社概要などを紹介し、駅利用者にアピールしている。市は同コーナーを通じて新たなビジネスにつながり、学生にも市内企業を知ってもらえるチャンスにしようと、情報発信に力を入れる。
2022ジャパンパラ陸上競技大会で水沢日高西の江川勤さん(50)=(株)キンレイ、水沢大手町の菊地紫さん(28)=水沢図書館、県立前沢明峰支援学校高等部3年の佐藤鮎世さん(17)=一関市出身=が、優勝や自己記録更新という好成績を残した。3選手はこのほど市役所本庁を訪れ、倉成淳市長に結果を報告。次の大会出場に向けてさらに努力を重ね、飛躍を誓った。
夏の政治決戦・参院選の火ぶたが22日に切られた。初日は複数の候補が水沢市街地で演説に力を込めるなど、選挙戦序盤から支持争いが熱を帯びた。胆江地区の有権者もそれぞれの一票の行く先に思いを巡らせ、願いを込める。