市協働のまちづくりアカデミーの修了生らで組織する「まちアカプラス」(佐藤永匡代表、会員95人)は17日、江刺米里字人首町で「まちアカ散歩」を行った。本年度の9期生を含めた全修了生130人がこれまで以上につながり、互いの活動を活発化させるために実施。修了生や住民ら24人が郷土愛を深めながら交流の輪を広げ、今後の地域づくりのヒントを探った。
市立黒石小学校の閉校式は、水沢黒石町字長根の同校体育館で行われた。
高橋勝教育長の教育委員会告辞、倉成淳市長の式辞に続き、塚本岳也校長は「これまでの歴史の重さ、4700人余りの卒業生の皆さまの母校に向ける心情を思うと、惜別の念いかばかりかと察する。私たち教職員は創立150周年、そして学校最後の1年に最高の歴史の一ページを刻もうと、教育活動を進めてきた。地域の皆さまには、子どもたちが瞳を輝かせながら活動する姿を見ていただけたかと思う。児童の皆さんは、黒石小学校で学び培った力に自信と誇りを持ち、大いに活躍してほしい」とエールを送った。
映画「陰陽師0」(4月19日公開)の特別試写会と原作者、映画監督によるトークセッションが14日夜、江刺岩谷堂の江刺体育文化会館(ささらホール)で開かれた。市ロケ誘致30周年と歴史公園えさし藤原の郷開園30周年を記念し企画。県内外から抽選で選ばれたファンが来場。観客は美麗な映像と大迫力の演出を劇場公開に先駆けて楽しんだ。
24(令和6)年度県立高校一般入試の合格発表が14日、県内各校で一斉に行われた。時折強い雨が降る空模様の下、「15の春」に歓喜する受験生たちの笑顔が広がった。
江刺岩谷堂の県立岩谷堂高校(山影稔男校長)では、発表時刻前から受験生とその親ら約20人が集まった。午後3時、掲示板に合格者の受験番号が張り出されると、自身の番号を見つけた受験生たちは歓声を上げながら喜びを爆発させた。
国道4号水沢金ケ崎道路(延長3・1キロ)の新規事業化を巡り、国土交通省の社会資本整備審議会道路分科会事業評価部会が「妥当」と判断した。水沢東バイパス整備と金ケ崎拡幅整備の両事業区間の間の路線で、事業化されれば2車線を4車線に拡幅。慢性的な混雑を緩和するほか、県南地域が誇る産業集積地の物流の円滑化や救急搬送経路の確保を図る。全体事業費は約150億円。順調に進めば、国の新年度予算成立後に新規事業化される見通し。