奥州市胆沢若柳の国道397号平七沢ゲートから秋田県境まで16.3km区間の冬期通行止めが17日、約半年ぶりに解除された。雨がぱらつく空模様となったが、閉じられていたゲートが開かれるとともに、新緑の中を車両が進んでいった。
道路管理者の県南広域振興局土木部によると、昨年11月7日から冬ごもりに入り、今年3月29日から除雪作業を進めた。
【1面】
国道4号水沢東バイパス早期開通求め活動(期成同盟会)
通行再開 新緑に包まれ(胆沢・国道397号県境ルート)
県高総体 健闘誓う(盛岡で総合開会式)
日本の米加速器計画参加検討で「ILCに弾み」(達増知事)
【社会面】
ダム湖サミットへ連携(胆沢ダム管理協が事業計画)
共に味わう農業の魅力(岩谷堂高校と江刺一中が田植え)
総務省職員や警察官かたる詐欺電話に注意(奥州市内など県全域)
県高総体総合開会式の在り方「廃止」含め検討(県連盟)
水沢が初戦突破(春季高校野球県大会)
【第2社会面】
前沢商工会新会長に三浦真氏
全国広報コンクールの企画部門で入選(奥州市の壁紙カレンダー)
先月15日に亡くなった金ケ崎町西根善光寺出身の歌人・板宮清治さん(享年89)の追悼展「ありがとう 板宮清治さん」が、金ケ崎図書館(及川敏雄館長)で開かれている。専業農家として地域農業をけん引しながら、写実的表現で実力派歌人として全国に知られた板宮さん。同図書館では板宮さんが寄贈した歌集を特設の「板宮文庫」として所蔵しており、文庫を特設コーナーに移設して板宮さんが数多く残した短歌を紹介し、偉人の功績に思いをはせる機会を創出している。追悼展は当面の間開催する。
板宮さんは1935(昭和10)年、父次男さんと母八重子さんの長男として出生。水沢農業高校を卒業後、実家の農業に従事する傍ら歩道短歌会に入会し、1964年に第1歌集『麦の花』を出版した。
【1面】
江刺市街地 年度内にエリア構想 誘致企業雇用者対策など柱(奥州市)
大雨時の土砂災害警戒情報 新基準で精度向上へ(県と気象台)
あすHPをリニューアルします(胆江日日新聞社)
【社会面】
実力派歌人 功績しのぶ 農業で地域けん引、自身の感情豊かに詠む 板宮清治さん歌集展示(金ケ崎図書館)
事業を「選択と集中」で 斎藤實顕彰会が総会(水沢)
地域根差し活動展開 本年度計画決める(金ケ崎町赤十字奉仕団)
【第2社会面】
水沢区間含め要望活動 国道4号の4車線拡幅 期成同盟会が総会(金ケ崎町)
地域活動向け視野広く 水沢一高1年生SDGs学習会 講義やゲーム通し学ぶ
「大谷選手」テーマ 立花さんが講演会(水沢・松堂町内会)
胆沢の国保まごころ病院(伊藤正博院長)で15日、高校生を対象に触れ合い看護体験が行われた。院内の見学や座学のほか、5年ぶりに患者と直接交流し、参加した生徒2人が看護の心を育んだ。
看護の日(5月12日)に合わせた恒例の取り組み。新型コロナウイルス禍で20(令和2)ー21年度は中止、22ー23年度は患者との接触を避ける形で実施していた。
いずれも胆沢中学校出身の加藤伶菜さん=専大北上高2年=と及川陽さん=水沢高3年=が参加。患者への声かけや体温・血圧の測定のほか、血行を促進し良質な睡眠などにつなげる足浴にも取り組んだ。