労働者の祭典「第95回メーデー」の1日、各地で集会やデモ行進が行われた。胆江地区では連合系が奥州市文化会館(Zホール)、労連系が水沢体育館前広場に参集。平和と人権の尊重、労働環境の改善、ジェンダー平等の推進、物価高から暮らしを守ることなどを訴えた。
【連合系】
集会(連合メーデー胆江地区実行委員会主催)には、加盟する40単組から約700人が参加。「連帯の力で平和と人権を守り、誰もが安心して暮らせる新たなステージへ! 被災地の復旧・復興に向けて、みんなで支え合い・助け合おう!」というスローガンの下、従業員や職員が集結した。
【1面】
労働者の権利と平和訴え 胆江でメーデー集会
高卒内定率99・6% 胆江3月末 管内就職は4割(水沢職安)
【社会面】
探究通し視野広げる 岩谷堂高で「卵落とし」 2年生89人 緩衝器の性能競う(江刺)
映画「陰陽師0」公開記念 衣装や小道具 特別展示(えさし藤原の郷)
水沢と水沢商 県大会に進出(春季高校野球地区予選)
水沢出身の漣 西幕下38枚目(大相撲夏場所)
【第2社会面】
あす子供騎馬武者 華やかに稚児36も行列(春の駒形祭)
スポーツ大会結果
前沢古城の宮大工、岩渕和夫さん(84)が約1年かけて制作している高さ2メートル30センチ、幅90センチの五重塔が完成間近だ。連休明けをめどに都内の依頼者の元へ届けられる予定。岩渕さん宅に保管された塔を一目見ようと、近隣住民や建築などを学ぶ高校生が訪れており、細部まで丁寧に作り込まれた宮大工の技に関心が集まっている。
宮大工として45年以上前から活躍している岩渕さん。県内外の神社や寺院から依頼を受け、住み込みで大型の建築に当たった経験も多い。今回は近隣に住み、家族ぐるみで付き合いがある高橋恵子さん(79)の親戚から依頼を受け、五重塔を制作した。親戚は山口市にある国宝・瑠璃光寺五重塔の近隣出身で、思い入れの深い五重塔を自宅に飾れるサイズで作ってほしいと相談されたという。
【1面】
生活習慣病 歩いて予防 本年度も健幸ポイント 町民に参加呼びかけ(金ケ崎町)
旧議場を再活用 まちづくりへ交流の場(奥州市役所江刺総合支所)
【社会面】
“五重塔”を手作り 宮大工の技 関心集める 前沢古城・岩渕さん 細部こだわり完成間近
国登録文化財を身近に 職員ガイド「お宝ツアー」 6日まで(天文台水沢)
家族連れがGW満喫 工作など体験型企画(牛の博物館)
水沢南中1年 菊池咲羽さん、山本彩葉さん バレエ競技会で入賞(ヒロコダンスアカデミー)
【第2社会面】
好天と祭り成功願う 歴代連有志が手作りテルテル坊主 42歳年祝連に贈る(江刺甚句)
ゴルフ、やってみよう! 小学生向けに体験会(前沢の練習場)
江刺稲瀬の金津流石関獅子躍保存会(小原剛一郎会長)は装束9頭分を新調し、29日、地元の石関会館で獅子頭の魂入れの神事を行った。郷土芸能に関わる担い手不足が進む中、今後の伝承を見据えて自分たちで道具を制作。住民ら約60人を前にお披露目の演舞も行い、関係者らが一層の飛躍を誓った。