岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 日本酒の魅力伝えたい 小林商店 土曜日は「立ち飲み」を(水沢)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2024-03-27 09:42:10 (391 ヒット)

 次々と姿を消していく地域の“酒屋さん”を残していこうと、店舗を大幅にリニューアルした水沢中町の(有)小林商店(小林光明代表取締役)。若い世代に魅力を伝えていこうと、日本酒に特化した専門店に生まれ変わるとともに、立ち飲みスペースをオープンした。新たな出発に合わせてこのほど、酒造会社による商品解説を実施し、市内外から訪れた多くの客でにぎわった。

 1897(明治30)年創業の同店は、127年にわたり地域に根ざし商売してきた。地酒の店舗販売を長く続けてきたほか、地域の飲食店やイベント会場向けに業務用商品の販売や配送サービスなど幅広く手がけてきた。
 今回のリニューアルは、さまざまな酒販業のノウハウも学んだ小林代表の長男で取締役の大祐さん(35)が担当。土曜日限定の立ち飲みスペースなどを展開し、日本酒の魅力を発信していく。
 リニューアル後最初の土曜日となった23日は、赤武酒造(株)の古舘龍之介専務(31)が、自社商品を解説。次々と来店する客と笑顔の交流を広げた。
 大祐さんは「地元の飲食店やお客さまに支えられてやってきた」と感謝し、「専門性の高い提案をできるのが強み。酒造会社の視点で商品に説明してもらう機会をつくり、より多くの人をファンにしていきたい」と意気込んだ。古舘専務は「普段は表に出て販売や解説をする機会は少ない。日本酒を飲むきっかけになってくれれば」と願っていた。
 30日は岩手銘醸の担当者が来店し、自社商品の特色などを解説する。時間は午後1時から同4時まで。
写真=日本酒を紹介する小林商店の店員


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