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pickup : 待ってました 花見食堂 コロナで開設断念 5年ぶり復活 水沢公園桜まつり来月5日開幕 名物料理 シーズン盛り上げ
「水沢公園桜まつり」は4月5日、水沢中上野町の同公園で始まる。まつり開幕に先立ち、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開設を見送っていた「花見食堂センター」が同3日から5年ぶりに復活。名物料理を取りそろえ、観桜客を出迎える。
まつりは市が主催し、市観光物産協会(菊地達哉会長)が共催。例年、園内にぼんぼりやライトアップ照明を設置し夜桜を演出する。露店や花見食堂も開設され、昼夜問わず大勢の人たちでにぎわいをみせる。
しかし、新型コロナの感染拡大を受け、20(令和2)年から花見食堂の開設を断念。ぼんぼり点灯だけを行ってきた。昨年は露店の営業は復活したが、花見食堂は設けられなかった。
元号が令和に変わってから初めての開設となる花見食堂。齋藤實像南側の広場には既にテントが組み立てられており、28日には業者による備品などの設置作業が進められていた。
まつりの期間は4月5日から同27日までだが、花見食堂は同3日から同25日までの営業。ホルモン煮込みなどの名物料理をはじめ、アルコール類も含む飲み物も取り扱うという。露店の設置期間は同3日から同21日までの予定。桜開花状況によって変更する場合もある。
日本気象協会が28日に発表した桜の開花予想によると、県内では大船渡市が最も早い同5日、盛岡市が同9日、北上市(展勝地)は同11日の見通し。胆江地方も上旬には開花しそうで20日前後に満開を迎えそうだ。
写真=5年ぶりの営業に向け開設準備が進む水沢公園の「花見食堂センター」