岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 岩手県交通 水沢金ケ崎線が廃止 ひっそりと最終運行 きょうから代替バス(奥州市)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2024-04-01 09:41:34 (412 ヒット)

 岩手県交通(株)(本社盛岡市、本田一彦代表取締役会長兼社長)の路線バス「水沢金ケ崎線」が31日の運行をもって廃止された。同日は日曜日のため、3往復のみ。最終日も乗客の姿はまばらだった。1日からは、奥州市の依頼を受けた江刺愛宕の(株)野口(佐藤幸弘代表取締役)による代替路線バスが運行される。

 「水沢金ケ崎線」のほか「北上金ケ崎線」も同日が最終運行となった。運転士不足や利用減による収支悪化などが理由。金ケ崎町から岩手県交通の路線バスが完全撤退したことになる。
 最終運行日となった31日は、年度末の日曜日で学校や医療機関などの多くが休業日のため乗客の姿はまばら。胆沢病院から水沢駅前、金ケ崎本町を経由し県南免許センターを結ぶ「水沢金ケ崎線」は、平日6往復運行しているが土日・祝日は3往復に減らしていた。
 記者は同日、正午にかけての時間帯に運行した便に乗車した。水沢病院前―金ケ崎高校前の間を往復利用したが、この区間の記者を含めた乗客は県南免許センター行きが途中乗降者も加えて4人、胆沢病院行きは2人。往路の途中乗降者は、金ケ崎町の一の台バス停から、北方バス停までの1区間利用だった。
 1日からの奥州市による代替輸送バスは、金ケ崎町内は金ケ崎高校前と終点の県南免許センターにしか停車しない。また、北上市側のバス「おに丸号」相去線も、市町境手前の笹長根バス停で折り返すため同町内には乗り入れない。
 金ケ崎町は廃止2路線の後継路線バスに接続する無料シャトルカーを走らせる。しかし途中下車できないルールのため、「一の台―北方」といった利用は1日以降、できなくなる。
 奥州、金ケ崎、北上の3市町による4月以降の対応は、岩手県交通路線撤退による激変緩和策に位置付けており、最長2年という期限付きの対応。奥州市公共交通対策室では今後、恒久的対策としてコミュニティーバス(Zバス)の佐倉河線経路変更やJR東北本線の利用を想定した交通体系の構築を進める考えを示している。
 奥州市は1日、午前7時15分から胆沢病院バス停で代替路線「水沢金ケ崎線」の出発式を行う。
写真=「水沢金ケ崎線」運行最終日、金ケ崎高校前停留所を発車する岩手県交通のバス


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