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pickup : 除雪力向上へ体制整備 遠谷巾・二ツ森センター完成(金ケ崎町)
金ケ崎町六原伊吹地内に、遠谷巾・二ツ森除雪センターが完成した。町内の除雪センターは計6カ所となり、より効率的な除雪作業実現に向けた体制を整えた。11日、現地で完成式・安全祈願祭を執り行い、町関係者や地域住民ら約20人が出席して新たな拠点施設の誕生を喜んだ。
町は辺地総合整備計画を見直し、西部地区の千貫石と北部地区の遠谷巾・二ツ森地域に除雪センターを整備。千貫石除雪センターは昨年11月に完成している。
遠谷巾・二ツ森除雪センターは鉄骨造平屋で、床面積約80平方メートル。除雪車1台が配備されている。総工事費は約2500万円。
完成式で高橋寛寿町長は「新たなセンターの整備は、町全体の除雪力向上につながる。地域の力を合わせ、雪に立ち向かっていく準備ができた」とあいさつした。周辺地域を代表し二ツ森自治会の斉藤清彦会長(72)は「近場に立派な施設が生まれ心強い。作業者の皆さんには安全第一を心がけ、除雪の力となっていただきたい」と期待を寄せた。
写真=完成した遠谷巾・二ツ森除雪センター前で行われた完成式・安全祈願祭