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pickup : 歴代ポスター華やかに まちなか交流館 日高火防祭向け展示(水沢)
日高火防祭歴代ポスター展と同祭屋台模型展示が、水沢横町の市まちなか交流館で開かれている。春の到来を告げる同祭のポスターや、精巧に作られた模型を一挙に展示。開催が間近に迫った同祭に向けて機運を高めている。観覧無料。29日まで。
同祭のポスターは、鮮やかな色づかいで大きく配置した登場者やはやし屋台が目を引くデザイン。新型コロナウイルスの影響で開催を見送った年を除く1988(昭和63)年から2023(令和5)年まで32枚を掲示しており、展示会場は華やいだ雰囲気だ。坂本國比古さん=水沢=が制作した同祭の屋台模型も並ぶ。
ポスターはフォントやデザイン、“お人形さん”の化粧などを見比べると、年代別に当時の流行などを知ることができるという。会場では、映っている登場者の中に家族や友人知人を見つけ喜ぶ様子も見られ、足を運んだ市民らがゆっくりと同祭の雰囲気を楽しんでいる。
同館スタッフの細川詠美さんは「多くの歴史ある祭りが終わっていくが、日高火防祭は守っていきたい。関係者の思いが引き継がれているポスターなので、見に来てほしい」と来館を呼びかけている。
展示時間は午前9時から午後8時まで。
写真=日高火防祭の歴代ポスターや屋台模型を展示している市まちなか交流館