岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 協働の担い手育成へ アカデミー10期生始動(市)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2024-04-27 09:36:58 (216 ヒット)

 協働のまちづくりの担い手となる地域リーダーを育成する「市協働のまちづくりアカデミー」は、本年度も開講した。10期生14人が来年2月まで講義や演習、実践活動、成果発表に臨む。25日夜に市役所江刺総合支所旧議場で開講式が開かれ、倉成淳市長の基調講演とNPO法人いわて地域づくり支援センター代表理事の広田純一アカデミー専任講師による講義が行われた。

 13(平成25)年度に始まった同アカデミーは、これまでに130人が修了。座学のほか、受講生自らが地域課題の解決に向けてアイデアを出し合い議論し、実践するアクションプログラムも行う。今回は昨年度の倍の申し込みがあり、高校生から60代までの市民14人が受講している。
 基調講演では、倉成市長が就任から2年間の市政を振り返り、本年度の施策や目標について説明。「まちづくり、仕事づくり、人づくりを三位一体で考えなければならない。住み続けたいと思える環境づくりが重要だ」と述べた。
 広田講師は、「人口減少時代の地域づくり」をテーマに講義した。共同作業の激減や後継ぎ世代の転出、自治会・町内会の形骸化により地域コミュニティーが衰退していく中、「地域の課題に対応する新たな有志グループ、テーマ型コミュニティーが必要。皆さんには、それを担えるような人材に育ってほしい」と期待を込めた。
 課題解決力を高めるには、「実践するしかない」と強調。「課題のない地域はない。ゆえに、どの地域にも力を高めるチャンスがある。要は、やるかやらないかだ」と語りかけた。
写真=広田純一専任講師の講義を聴く市協働のまちづくりアカデミー第10期生


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