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pickup : 奥州路を楽しんで! きらめきマラソン前に清掃奉仕 県内外有志がパトラン
19日に開かれる第8回いわて奥州きらめきマラソンを前に、岩手県南部や宮城県北部でパトラン(パトロールランニング)に取り組むランナーたちが4─5日、奥州市内の同マラソンコース周辺で清掃ボランティアを展開した。「県内外のランナーたちに、同市でのマラソンを気持ち良く楽しんでもらいたい」と願いを込める。
有志団体パトランJAPANに所属し、普段はそれぞれの居住地域内をランニングしながら見回りやごみ拾い(星屑拾い)活動などを行っている。同マラソンに出場するメンバーも多く、地域貢献に加え、マラソンを楽しむ人たちにいい気分で同市を満喫してほしいと、3年前から事前の清掃活動に取り組んでいる。
今回は2日間で、延べ17人が参加。4日に奥州市役所江刺総合支所、5日に水沢のJA岩手ふるさと産直来夢くん周辺のコースを清掃した。両日とも約1時間、3キロほどにわたりたばこの吸い殻や空き缶、空の肥料袋などを拾い集めた。
同マラソンには今回の清掃参加者を含め、全国から多くのパトランメンバーが出場予定。19(令和元)年に同団体に登録し、周辺地域の合同活動などで中心的な役割を務めている鈴木まゆ子さん(52)=前沢白山=は「地域の皆さんによる一斉清掃なども展開されており、思っていたよりごみが少なかった。当日は暑さも心配されるので、水分をしっかり取りながら、参加者全員が気持ち良く楽しむ場になってくれたら」と話していた。
写真=きらめきマラソンに向け、コースの清掃に励んだパトランメンバー