岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 勇壮百鹿 観衆魅了 節目の甚句まつり盛大に(江刺)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-05-05 09:38:56 (453 ヒット)

 第50回江刺甚句まつり(同まつり実行委員会主催)が4日、前日に続き江刺大通り公園(おまつり広場)を主会場に開かれた。江刺が誇る「百鹿大群舞」や江刺甚句大パレードなどが盛大に行われ、半世紀の節目の祭典が閉幕した。
 新型コロナウイルスの影響で、4年ぶりの通常開催。初日の3日は1700人余りの江刺甚句踊りでギネス世界記録の更新を成し遂げるなど、まちが祭り一色に染まった。

 4日も晴れ渡り、初夏の陽気の中、大勢の見物客が市内外から来場。江刺地域の11の鹿踊保存団体が流派を超えて集う百鹿大群舞では、一糸乱れぬ勇壮な舞が来場者を魅了した。
 本年度年祝連の42歳「煌仁会」(安部敏弘会長、会員84人)、25歳「陽翠心」(大内結斗会長、同63人)が朝から市街地を巡演。力の限りの演舞を見物客が大きな拍手でたたえた。
 50年の節目を記念し、10年ぶりに行われた歴代連パレードには、45団体・計約1000人が参加。懐かしいそろいの衣装をまとい、江刺甚句を踊りながら笑顔で市街地を巡った。
 9回目の同まつりの42歳年祝連「恒和会」で会長を務めた高橋輝男さん(81)は会員20人で参加。「踊るのは久しぶり。節目のまつりでもあり、仲間と楽しみたい」と笑顔を広げていた。
 午後5時過ぎからの江刺甚句大パレードでは約1100人が通りを練り歩き、広場での「本ばか踊り」で祭りは最高潮に。年祝連を中心に掛け声で心を一つにして祭典を締めくくった。
写真=青空の下、約100人の迫力あふれる舞で見物客を魅了した「百鹿大群舞」


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