岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 「こどもの日」胆江各地でイベント 元気いっぱい 花まる笑顔
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-05-06 10:18:51 (404 ヒット)

 「こどもの日」の5日、市内各地で子どもを対象にしたイベントが開かれた。新型コロナウイルスの影響により各種行事の開催自粛が続いていたものの、ようやく日常が戻りつつある。イベント主催者側も開催内容を工夫しながら感染防止と楽しみの提供を両立させ、子どもたちの輝く笑顔を引き出した。

ちびっ子まつり歓声
水沢公園

 47回目となる「水沢ちびっ子まつり」は、水沢中上野町の水沢体育館前広場で開かれた。新型コロナによる中止を経て4年ぶりの開催。参加団体は減ったものの、多くの親子連れが集まり、各コーナーに行列ができるほどにぎわった。

 旧水沢市時代に同市教育委員会などが主催する形で、1970年代の初めにスタートしたというイベント。現在は、水沢地域の青少年育成団体などで構成する実行委員会が主催し、各団体が子どもたちを楽しませている。
 例年より少ない5団体が、水ロケット飛ばしやアクセサリー作り、バルーンアートなどの遊びを提供。ロケット飛ばしに挑戦した市立水沢小1年の三浦大和君(6)は「初めてだったけれど、楽しかった」と満足そう。父親で会社員の裕太さん(33)は「コロナも落ち着いてきたこともあり、とてもにぎやか」と喜んでいた。
 実行委員長を務めたボーイスカウト水沢第3団団委員長の及川晋二さん(71)は、ゴム鉄砲や竹とんぼの製作コーナーを団員の児童たちと共に運営。「団員たちの数が減っており、これを機に入団してくれる子がいたらうれしい。まつり全体も久しぶりの開催とあって、にぎわっている。元気に遊んでほしい」と話していた。
写真=ペットボトルボウリングを満喫する子どもたち

工作体験や縁日も
えさし郷土館

 江刺岩谷堂字小名丸のえさし郷土文化館(相原康二館長)で、「春の文化館まつり」が開かれている。工作のワークショップやクイズラリー、縁日コーナーがあり、家族連れらを楽しませている。7日まで。
 ゴールデンウイーク中のより多くの来館につなげ、地域の歴史や文化を知ってもらう機会にしようと開催。5種類の工作を気軽に体験できるワークショップなどを用意した。
 このうち、さまざまな柄の折り紙でこいのぼり風の飾りを工作した市立岩谷堂小2年の斉藤凜乃さん(7)は、「楽しい。完成したら車の中に飾りたい」と笑顔。親類の福島県郡山市立日和田小2年、佐々木海仁愛さん(7)は「上手にできた。家の机の近くの壁に飾りたい」と喜んでいた。
 同館学芸員の野坂晃平さん(47)は「ワークショップは子どもから大人まで楽しめるラインアップをそろえた。気軽に来館してもらえたら」と呼びかけている。
 入館料は一般400円、高校生300円、小・中学生200円。未就学児無料。開館は午前9時から午後5時。問い合わせは同館(電話31・1600)へ。
写真=春の文化館まつりで工作を楽しむ来場者


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