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pickup : 夏秋野菜 出荷最盛期へ 関係者集まり出発式(JA岩手ふるさと)
JA岩手ふるさと(後藤元夫会長)管内の名産品であるピーマンなど、夏秋野菜の収穫・出荷は間もなく最盛期を迎える。このほど、本年産夏秋野菜の出発式が胆沢小山字菅谷地の同JAピーマン選果場前で行われた。出席した関係者約40人は、消費者に良質の野菜を届けることを誓いながら、価格安定と生産者の所得向上を願った。
式で同JAの千田幸男副会長は「市場関係者の皆さんには、生産者が心を込めて育てたものをしっかり消費者に届けてほしい。生産者の皆さんはそれぞれに夢を持ち、そこへ向かって頑張っていこう」と呼びかけ。同JA園芸部会の佐藤啓悦部会長は「幸先の良いスタートが切れると期待したい。新型コロナウイルスの影響で、さまざまな活動が制限されたここ数年だったが、今年はいい年になるよう努めたいので、ご指導いただきたい」とあいさつした。
来賓祝辞後、箱詰めされた野菜をトラックに積載。テープカットやトラック運転手への花束贈呈などで安全輸送を願った。
同JA園芸課によると、本年度は夏秋野菜以外も含めた野菜全体で2912トン、11億500万円の販売を計画している。主な内訳は▽ピーマン…2100トン、8億2000万円▽キュウリ…500トン、1億5000万円▽ナス…50トン、2000万円ーーなど。
写真=関係者によるテープカットなどが行われたJA岩手ふるさとの夏秋野菜出発式