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pickup : “スター大谷”くっきり 田んぼアート見ごろ(水沢佐倉河)
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(水沢出身)をイメージし、水沢佐倉河字北田地内で実施している田んぼアートが見ごろを迎えている。
地元農家らによる跡呂井田んぼアート実行委員会(今野一栄委員長)が主催。市立東水沢中学校北側の水田約10アールを使い、古代米と地元主力品種「ひとめぼれ」といった異なる品種の稲苗を使用した。
今月4日に地域住民ら70人ほどが参加して田植えを行った。白や黄色、赤、緑に色づくそれぞれの稲が順調に成長。「2週間ほどで見ごろを迎える」と予想した通り、力強く投球する大谷選手の姿が浮かび上がってきた。田んぼに隣接する物見やぐらに登って眺めると、スケールの大きさがよく分かる。
今野委員長は「一番の見ごろは7月いっぱいぐらい。稲の成長が進み稲穂が出始めると、古代米は茶色っぽくなってくる。25日には物見やぐら周辺の草刈りをして、美観を整えたい」と話している。
物見やぐら近くには数台分の駐車スペースがある。アクセス路は道幅が狭いため、車で走行するには注意が必要。現地の案内看板に従い、一方通行で退出する。
写真=投球する大谷翔平選手の姿が浮かび上がってきた田んぼアート会場