岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : 3世代 楽しく交流 参加減の運動会改め新行事 ニュースポーツや会食取り入れ(金ケ崎・街地区)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-06-25 09:36:49 (343 ヒット)

 金ケ崎町の街地区生涯教育センターで24日、街地区ウオーキング&交流会(同地区自治会連合会など主催)が繰り広げられた。従来は自治会対抗の運動会が行われていたが、少子高齢化による参加者減が課題となり、年代を問わず誰でも参加しやすいウオーキングやニュースポーツを取り入れて開催。体を動かす運動会の雰囲気を残しながら新たな試みも行い、会場には地域住民たちの歓声や拍手が響いた。

 他地区と同様に、街地区でも少子高齢化が進み、運動会に出場する選手の数が年々減少していたという。同連合会や街地区体育協会、同センターは、運動会に代わる地域住民交流の場を模索し、昨年度から交流会を実施。本年度は運動会の本来の趣旨も反映させようと、ウオーキングに加え、町スポーツ推進委員協議会(高橋正彦会長)の協力でニュースポーツ体験も組み入れた。
 10自治会から総勢約220人が参加。ウオーキングは、各自治会で約3キロのコースを設定し、午前10時に同センターへ着くよう地域を巡った。到着後は、じゃんけん大会や大抽選会が行われた。
 ニュースポーツは囲碁ボール、スカットボール、モルックの3種目。住民たちは子どもたちの好プレー珍プレーに拍手と歓声を送り、3世代で盛り上がった。初めて体験する人でも楽しめるよう、スポーツ推進委員がルールやこつをアドバイスしていた。
 お昼には同地区の食生活改善推進員が腕によりをかけた豚汁とおにぎりが振る舞われ、屋外での会食を皆で楽しんだ。
 ニュースポーツ体験を終えた町立金ケ崎小2年の渡部舞さん(7)は「初めてだったけれど、モルックが楽しかった。たくさん倒せたよ」とにっこり。父光一さん(40)は「運動会は参加していたが交流会は初めて。皆で集まれる行事で、地域の一体感が生まれるようでとてもいい」と満喫していた。
 同連合会の菅原英男会長(73)は「手探り状態だった昨年の初回よりもいい雰囲気で開催できた。体を動かし、皆でご飯を食べながら交流する行事を成長させ、継続していきたい」と意気込んでいた。
写真=3世代の笑顔が弾けた街地区ウオーキング&交流会


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