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胆江日日新聞
pickup : 2時間耐久レース「いすー1GP」 仲間協力し完走へ懸命 蔵まち市併催 にぎわう(江刺)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-07-02 09:37:10 (373 ヒット)

 キャスター(車輪)付きの事務用椅子に座って2時間耐久レースを行う「いすー1GP奥州えさし大会」(岩谷堂商店街連合会主催)は1日、江刺中町商店街内の特設コースで開かれた。市内外から28チーム・計84人が出場。強い日差しの中、汗だくの選手たちは疲労困憊しながらも仲間と励まし合って健闘した。

 江刺地域の商店街や観光施設への誘客を図ろうと、16(平成28)年にスタート。20、21年はコロナ禍で中止となったが、6回目の今回から通常開催に戻った。 
 1周200メートルのコースを特設。キャスター付きの事務用椅子をスポーツカーに見立て、3人編成のチームが2時間で何周走れるかを競った。日本事務いすレース協会の今シーズン第1戦に位置付けられ、市内を中心に東京や山形、奈良からも愛好者が参加した。
 予選後、2時間耐久レースの本選が始まった。選手たちは後ろ向きで地面を蹴って勢いを増しながらレースを展開。バランスを崩して転倒したり車輪が外れたりする場面もあったが、仲間同士で協力しながら懸命に完走を目指した。
 開会式で、同連合会の升谷剛会長(57)は「楽しいレースをして、この江刺を盛り上げて」と呼びかけた。
 江刺の本年度42歳年祝連「煌仁会」は、会員6人が2チームに分かれて出場。初めてレースに挑んだ及川萌美さん(40)=江刺岩谷堂字向山=は「きついけれど、とても楽しい。多くの人たちから声援をもらえてうれしかった」と充実した様子で語った。
 同日は第21回えさし蔵まち市も併催。岩谷堂小学校児童の合唱や、江刺梁川の金津流梁川こども獅子躍なども披露され、家族連れらでにぎわった。
写真=事務用椅子での2時間耐久レース「いすー1GP」で熱戦を繰り広げる選手たち


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