| アーカイブ |
pickup : わくわく夏休み! 市内小学校で終業式
市内の複数の小学校で21日、1学期の終業式が行われた。来年春で閉校する水沢の市立黒石小学校(塚本岳也校長、児童26人)にとっては同校での最後の夏休み。暮らしの決まりを守り、8月18日の2学期始業式で元気な姿を見せられるよう誓い合った。
閉校まで1年を切った同校。統合相手の姉体小とは1学期中、交流行事「とも学び」を実施したほか、5年生は合同で宿泊研修「自然教室」も行った。6年生はリーダーシップを発揮。学校最後の年を盛り上げようと、各種活動に励んでいる。
終業式で塚本校長は「命を大切にし、目標を持って体力づくりに挑戦してほしい。思い出に残る夏休みにして」と呼びかけた。
児童を代表し、佐藤洸志君(2年)は「1学期は水泳で25メートルを泳げた。国語の勉強では、漢字を丁寧に繰り返し書いた。夏休み中はテレビを消して1時間以上勉強したい」。佐藤結空さん(4年)は「算数が得意でなかったが、自分の考えを伝えたり、みんなで学び合ったりできたことが心に残る。宿題を余裕を持って終わらせ、家の仕事も進んでやりたい」と決意を述べた。
式終了後、児童たちは各学級に戻り、夏休み中の決まりや、やりたいことなどを発表し合った。
胆江地区の小学校終業式のピークは25日で、27日までに全ての学校で行われる。始業式は8月18日か21日に予定されている。
写真=夏休み中の生活について語り合う黒石小5、6年生の児童たち