岩手県奥州市、金ケ崎町の地域紙。第2回ふるさと新聞アワード(2022)グランプリ & Googleアワード受賞。
胆江日日新聞
pickup : つくろう夏の思い出 旧校舎活用 児童がキャンプ(江刺伊手)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-07-23 09:37:25 (528 ヒット)

 江刺の伊手振興会(佐藤修孝会長)などが主催する「おいでよ伊手! サマーキャンプ」が22日から1泊2日の日程で、伊手地区センターとそばの旧伊手小学校を会場に開かれている。江刺地域の小学4ー6年生20人が参加。伊手地区の魅力に触れながら、夏休みのかけがえのない思い出づくりを満喫している。

 昨年度末に閉校した旧伊手小校舎の利活用を図ろうと初開催。同校舎を拠点に、地域の魅力を発信する狙いもある。
 初日は参加者同士で自己紹介した後、ピザ作りに挑戦。包丁で刻んだ野菜とチーズを好きなだけ載せたピザ生地を石窯で焼き上げ、お昼に皆で頬張った。
 昼過ぎから旧伊手小を探検。夕方には皆でカレーライスを手作りし、花火やキャンプファイアも楽しんだ。同地区センター前の広場に設けたテントで一夜を明かす予定だ。
 江刺の岩谷堂小6年佐瀬絢香さん(11)は「ピザが上手に作れた。とても楽しい」と笑顔。同小4年の稲田愛來さん(9)も「みんなと仲良く過ごしたい」と張り切っていた。
 この日は、住民らを対象に、旧伊手小の見学会も併催。同校舎の利活用を巡るワークショップも開き、新たな活用方法について意見を出し合った。
 2日目はラジオ体操で活動をスタートする。旧伊手小校舎のテラスを子どもたちが住民らと共に補修する予定。住民ボランティアら20人が指導している。
 伊手農村農業活性化協議会の事業でもあり、神奈川県の(株)ヲンク(金子晃輝社長)にキャンプの企画を委託。来夏は旧伊手小を主会場として継続開催したい考えだ。
 佐藤会長は「子どもたちにとって古里での野外活動は素晴らしい体験になるはず。旧伊手小の今後の利活用につなげていきたい」と話していた。
写真=昼食のピザで使う野菜を包丁で切る児童たち=伊手地区センター


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