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pickup : 異世代交流楽しむ 特養とキッズクラブ 初の合同夏まつり(胆沢)
社会福祉法人奥州いさわ会(藤田春芳理事長)が運営する胆沢若柳の特別養護老人ホームやなぎの里(渡辺久美子施設長)と、放課後児童クラブ・若柳キッズクラブの合同夏まつりは27日、同ホームで開かれた。射的や水ヨーヨーすくい、かき氷などのコーナーが設けられ、高齢者と小学生の異世代交流を通じた笑顔が広がった。
同法人が20(令和2)年度から市の事業委託を受ける胆沢地域内4カ所のキッズクラブのうち、若柳キッズクラブは同ホーム内で運営。感染症対策を講じながら、合同イベントを初開催した。
同ホーム入所高齢者とキッズクラブ児童の合わせて約40人が参加。おもちゃすくいや駄菓子などのコーナーもあり、まつりムードとにぎわいに包まれた。高齢者もこの日を楽しみにしていたという。
安田典弘・胆沢キッズクラブ統括責任者は「コロナ禍のために合同イベントをこれまで開催できずにいた。これきっかけに今後も交流をしていきたい」と話していた。
市立若柳小2年の及川裕麻君(7)は「難しかったけれど、狙っていたヨーヨーをうまく取れた。おじいちゃんやおばあちゃんと射的で一緒に遊びたい」と笑顔を見せた。
ホーム入所者の高橋ヨシ子さん(93)は「孫や自分の小さかったころを思い出す。にぎやかで、うれしい」と喜んでいた。
写真=射的を楽しむ児童。高齢者と児童が共に夏まつりを満喫した