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胆江日日新聞
pickup : 愛好者 定番の地へ 市内3カ所目 県サイクルステーションに 地域振興に期待(衣川南股地区センター)
投稿者 : tanko 投稿日時: 2023-07-29 09:47:25 (366 ヒット)

 衣川沼野の南股地区センターが、63カ所目となる県のいわてサイクル(自転車)ステーションに登録された。市内では3カ所目となり、同地区振興会(会長・塚本康雄センター長)は南股をサイクリングコースとして一層活用されるよう、弾みにしたい考えだ。
 サイクルステーションの登録は、自転車による観光振興の一環として県が22(令和4)年4月に始めた取り組み。3台分以上の駐輪設備を備えていることや、簡易的な修理工具があることなどが条件となっている。

 同センターは、9月10日に行われる自転車イベント「第3回栗駒焼石ほっとライド2023」で参加者が立ち寄るエイドポイント(休憩場所)になる。準備を進める中で、県の登録を受けることで地域振興が図れると考え、必要な設備をそろえたという。
 駐輪設備の要件を満たすバイクスタンド(木製)は、同センター職員が手作り。3基製作し計10台ほどを駐輪できる。修理工具と空気入れは新たに購入した。
 「第63号 奥州市南股地区センター “ストリートピアノ”で休憩とともに自由に演奏を」の名称で登録された。同地区センター内には誰でも自由に弾けるストリートピアノが設置されており、他のステーションとは一味違う魅力も備えている。
 塚本センター長は「センターの前を自転車で通過していく人をよく見かける。気軽に立ち寄れるような設備を整えることで、南股がサイクリングを楽しむ人の定番の地として浸透してくれたら」と話す。
 同地区センターのサイクルステーション利用可能時間は平日が午前9時ー午後5時、土日は正午ー午後4時。
 市内では他に、水沢横町の奥州市まちなか交流館、同黒石町の寺の駅月江庵が登録されている。
写真=サイクルステーションに登録された南股地区センター


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