水沢羽田町のＪＲ水沢江刺駅構内・南岩手交流プラザで２６日、「大河ドラマ『光る君へ』展」がスタートする。番組紹介パネルや衣装、小道具、出演者全身パネル、サイン色紙などを展示。歴史公園えさし藤原の郷でロケが行われた同ドラマを盛り上げ、市内外にアピールする。５月２６日まで。

　今月７日に放送が始まった同ドラマは、平安時代に「源氏物語」を生んだ紫式部の人生を描く。主人公・まひろ（紫式部）を吉高由里子さん、藤原道長を柄本佑さんが演じる。
　企画展は一般財団法人ＮＨＫ財団が主催し、奥州市が協力した。同プラザ入り口には、同展の特大ポスターがお目見え。施設内を入ると、すぐ右手に展示エリアがある。
　見どころや相関図などをパネル５枚で紹介。道長の衣装、吉高さんや柄本さんら出演者５人の全身パネルが目を引く。藤原の郷の撮影で使用した「まひろの五節の舞髪飾り」や、まひろが描いた道長の似顔絵などファン必見の小道具が飾られている。出演者２１人のサイン色紙も展示され、見応えある内容だ。
　同プラザ内の市観光案内所カウンターでは、ポストカード２種５０枚を配布している。なくなり次第終了。
　市ロケ推進室は「奥州市では今年を『平安ムーブメント』と位置付け、平安に関わるさまざまな企画を準備している。今企画展にも、ぜひ足を運んでほしい」とＰＲする。
写真＝南岩手交流プラザで５月２６日まで開かれる「大河ドラマ『光る君へ』展」