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pickup : 寒さに負けず冬満喫 休止のスキー場で雪祭り(胆沢)
胆沢の社会福祉法人奥州いさわ会(藤田春芳理事長)と(株)ひめかゆ(渡辺和也代表取締役社長)は27日、昨シーズンから休止しているひめかゆスキー場=胆沢若柳=で、「いさわひめかゆ雪祭り2024」を共同開催した。親子連れらがそり遊びや宝探しなどを楽しみ、子どもたちの歓声が雪上に響き渡った。
休止した同スキー場を活用し、地域の魅力を高めようと昨年に続き開催。同法人職員有志で組織する地域公益事業プロジェクトチームのアウトドア班(高橋諒リーダー)が中心となり、イベントの企画運営を行った。
高橋さん(37)は胆沢小山出身。同スキー場は幼いころから通い、思い出深い場所という。今も思い入れが強く、「自然豊かで、活用しなくてはもったいない貴重な場所。今の子どもたちにとっても思い出が詰まった場所になるよう、夏場の活用策なども含めて今後のことをしっかりと考えたい」と意気込んでいた。
市立胆沢第一小学校3年の佐藤謙君(9)は、そり遊びや浮輪の的に雪玉を投げるストラックアウトなどを満喫。「雪遊びが大好きだからとても楽しい。来年も絶対にここでやってほしい」と声を弾ませた。
写真=雪玉を使ったストラックアウトを楽しむ親子連れら