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pickup : 未来開く“一票”身近に 水沢農高で啓発授業(市明推協)
市明るい選挙推進協議会(菅原博会長)は15日、県立水沢農業高校(菅野修一校長、生徒124人)で選挙啓発授業を行った。2年生約40人を対象に、制度のミニ講座や模擬投票を実施。生徒たちは選挙を身近に感じながら、どのような奥州市になってほしいか真剣に考え一票を投じた。
市選挙管理委員会事務局の職員2人が来校。選挙制度などを説明した後、市長選の模擬投票を行った。
立候補者は3人で、空き地の利活用を争点とした。実際の選挙さながらに受付や記載台、投票箱が用意され、生徒たちは公約を見比べて選択。投票の結果、「空き地にショッピングモールを造り便利な生活を」と訴えた候補者が当選した。投票管理者と立会人は教諭、受付や投票用紙交付係、開票作業は生徒が担った。
市選管職員は「さまざまなことに目を向けていると、誰を選ぶか判断する時のポイントが見えてくる。投票率が低い世代の意見は反映されにくいという部分もあるので、必ず投票に行ってほしい」と呼びかけた。投票立会人の募集についてもPRした。
山口准さん(17)は「誰に投票するか迷ったが、店が多く明るくにぎやかな奥州市になってほしいと考え選んだ。意外と簡単だったので、実際の選挙の時も行ってみようと思う」と話していた。
写真=模擬投票で一票を投じる水沢農業高校の生徒