日本財団パラスポーツサポートセンター（山脇康会長）主催のパラスポーツ体験型出前授業「あすチャレ！スクール」が３１日、市立東水沢中学校（後藤康校長、生徒３７２人）で行われた。夏季パラリンピックに日本人最多の７大会出場した永尾嘉章さんが講師を務め、諦めない心と夢を持つ大切さを強調。「自分がやりたい道を思いっきり進んでほしい」と生徒たちに語りかけた。

【１面】
本県今春卒　高校生就職９９・９％　県内割合は過去１０年２番目（岩手労働局）
死亡牛受け入れ計画　本年度は２１００頭見込む（県南保冷保管施設）

【社会面】
諦めない心　大切に　永尾嘉章さん（パラ陸上メダリスト）「やりたい道、思いっきり」（東水沢中出前授業）
ミニトマト大きくなれ　水沢農高生徒６人　真城小訪れ交流授業
色鮮やかにロビー彩る　千葉陽子さんが作品展（金ケ崎町北部地区センター）
栄冠の感動を再び　映画公開に合わせＷＢＣ関連書籍紹介（胆沢図書館）
新型コロナ定点当たり　県内５・９７人　奥州管内は１２・３人（県環境保健研究センター）

【第２社会面】
江刺の鉱山や日本農業遺産「束稲山麓」　恵みと祈り取り上げ山と人の関わり紹介（一関市博・企画展）
輪禍抑止へ決意　桜屋敷老人クラブ　奥州署に誓約書（水沢）
スポーツ大会結果

　市は、２９日夜に開いた市地域医療懇話会で、総合水沢病院に替わる新医療センター建設に向けた検討スケジュールを提示した。医療部門や周産期・子育て支援、ヘルスケアセンターに備える機能を具体的に検討する新組織を今後立ち上げる方針。５市立医療施設を当面維持するが、状況に応じて無床化やスタッフの集約を図る可能性を新たに示した。委員からは早急に市立施設全体の集約を求める意見が出たほか、市内の県立病院の動向を見極める必要性が指摘された。

【１面】
機能具体化へ新組織　水沢病院に替わる医療センター（市）
４カ月連続前年下回る　胆江４月　求人倍率１・３２倍　１倍台は３３カ月連続（水沢職安管内）
ＡＤＲ和解案受諾　１５年から３カ年分　原発事故賠償（行政組合）
共産が吉田氏擁立　次期衆院選比例東北で

【社会面】
食品ロスなど解決に期待「大豆ミート」　２年生、普及へアイデア　産学官連携し環境教育　販売促進策を探究（金ケ崎高）
多機能文化施設新設を　ささらホール跡地活用巡り市民団体が発足（江刺）
本県開催の東北総体　奥州で７月から４競技　市実行委を設立
奇麗な金ケ崎路駆けて　マラソン控え草刈り奉仕（町シルバー人材センター）
花きセンターの植物、風景テーマ　撮影写真　出品募る（県立農大）

【第２社会面】
荒い手口に警戒　４年ぶり対面総会（奥州地区防犯協連）
泥に苦戦も実り楽しみ！　地域が誇るブランド米「金色の風」　常盤小５年生が田植え（水沢）
家族が感染で自宅待機、マスク着用　新型コロナ５類移行　企業の対応分かれる（東京商工リサーチ）

　第４８回市謡曲大会が２８日、水沢東町の水沢グランドホテルで開かれた。水沢地域の謡曲文化は、水沢緯度観測所（現・国立天文台水沢ＶＬＢＩ観測所）の初代所長・木村栄博士が普及に尽力した経過もあるが、近年は若い世代へ広がらず愛好家団体にとって高齢化が最大の悩みという。新型コロナの影響による３年連続中止を経ての再開、さらには会場変更も余儀なくされる中で開催した４年ぶりの大会。木村博士が根付かせた文化を絶やすまいと、参加者たちは日ごろの稽古の成果を存分に発揮していた。