江刺米里地区の軟式野球チーム・鳴瀬クラブが、創立100年を迎えた。OB有志4人が節目を祝い、記念碑を地元の私設文学資料館・人首文庫(佐伯研二館主)に来月建立。郷土の先人が世代を超えて育んだ誇りと情熱を次代へつないでいく。100周年をコロナ禍で迎え、記念行事を行えずにいた現役メンバーは一層の飛躍を決意する。
奥州商工会議所(鎌田卓也会頭)と前沢商工会(菅原繁夫会長)、金ケ崎町商工会(菊地清晴会長)の3商工団体は24日、胆江地区内8高校に対し、地元企業への就職者の拡大を要請した。少子化などにより新規学卒者の人材確保に苦慮している現状を踏まえ、一人でも多くの生徒が胆江管内企業への就職に結び付くよう願った。
日高火防祭歴代ポスター展と同祭屋台模型展示が、水沢横町の市まちなか交流館で開かれている。春の到来を告げる同祭のポスターや、精巧に作られた模型を一挙に展示。開催が間近に迫った同祭に向けて機運を高めている。観覧無料。29日まで。
胆沢若柳の徳水園で22日、日本最大級の「円筒分水工」の放水式が行われた。胆沢扇状地の穀倉地帯を潤す水が勢いよく流れ出し、農作業シーズンの本格化を告げている。
円筒分水工は、上流の胆沢ダムからの水を農業用水として配分する施設。9月10日までの間、胆沢平野の水田約9200ヘクタールの約8割に当たる約7300ヘクタールへ水を届ける。
奥州前沢春まつり(前沢まつり実行委員会主催)は、前沢七日町裏の前沢ふれあいセンターと周辺の市道で行われた。本年度奥州前沢42歳厄年連「亥風輝(いぶき)」(伊藤真会長)、同25歳厄年連「龍翠蓮(りゅうすいれん)」(小野寺晋会長)をはじめ、前沢地域のよさこいチームや幼児連など17団体・総勢約800人が演舞や演奏を披露。沿道やステージ前に多くの見物客が集まった。