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追悼 : 板宮 清治氏
板宮 清治氏(いたみや・せいじ=金ケ崎町勢功労者)15日午前5時16分、老衰のため奥州市内の病院で死去、89歳。金ケ崎町出身。自宅は金ケ崎町西根善光寺41。火葬は18日午後2時から水沢佐倉河字東鍛治屋44、さくらぎ苑。葬儀・告別式は19日午後2時から金ケ崎町三ケ尻荒巻横道上53の5、森幸会館で。一般会葬は午後1時から同40分まで。喪主は、長男研治(けんじ)氏。
専業農家として地域農業のリーダー役を担うとともに、写実的表現で実力派歌人として全国に知られた。歌人として地域文化の振興への貢献に加え、町生涯教育審議会委員などを務め、社会教育の振興に尽力したとして90年、町勢功労者に選ばれた。89年に脳内出血で倒れ、一時言葉を失うもリハビリに励み、05年10月に発刊した第6歌集「杖」(短歌新聞社刊)で第33回日本歌人クラブ賞を県人として初めて受賞した。