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高杉 良吉氏(たかすぎ・りょうきち=胆沢病院名誉院長)10日午前8時32分、水沢字龍ケ馬場29の40の自宅で死去、91歳。青森市出身。葬儀は15日午後2時から水沢字多賀1、セリオホール水沢で。一般会葬は午後0時半から同1時40分まで。喪主は妻の美惠(みえ)さん。
東北大学医学部卒業後、同大付属病院に4年間勤務し胆沢病院へ。75(昭和50)年からは院長を務め、82年には同病院が「事業顕著による県知事表彰」を受けるなど、胆江地域の医療の充実に力を注いだ。97(平成9)年3月に定年退職するまで37年間同病院に務め、退職後も名誉院長として今年1月まで外来で患者と向き合い続けた。市社会福祉協議会長として地域福祉の向上にも尽力した。08年には秋の叙勲で瑞宝小綬章(保健衛生功労)を受章した。
吉水 俊教氏(よしみず・としのり=叙勲受章者)5日午後4時14分、がんのため市内の医療施設で死去、82歳。江刺出身。自宅は江刺川原町8の8。密葬儀を親族寺院関係者のみで行うが、9日午前11時まで江刺川原町8の6の松岩寺で弔問を受け付ける。本葬儀は4月12日午後2時から、松岩寺で。遺弟は長男大俊(だいしゅん)氏。
浄土宗松岩寺の住職を務める傍ら、1984(昭和59)年から28年間にわたり調停委員を務め、2011(平成23)年春の叙勲で瑞宝単光章を受章した。保護司や民生委員なども歴任。松岩寺住職は昨年退き、大俊氏が就いている。