第105回全国高校野球選手権岩手大会2日目は8日、盛岡市のきたぎんボールパークと花巻球場で1回戦6試合を行い、胆江勢は、水沢が釜石に6ー5のサヨナラ勝ちを収め、水沢商は花巻農を9ー2(七回コールド)で下し、それぞれ2回戦に駒を進めた。大会3日目の9日は、1回戦6試合を予定。花巻球場の第1試合で紫江連合(金ケ崎・岩谷堂・前沢・紫波総合)が高田と戦う。
新型コロナウイルスの「5類」移行を受け、日本を訪れる外国人が増えている中、観光だけでなく教育目的の来日も再開の流れにある。市内には今週末、各国から訪れた短期留学の大学生や高校生、引率教員ら約30人が滞在。一般家庭に寝泊まりするホームステイを体験しながら、日本文化に触れている。
水沢鋳物工業協同組合(及川貢基理事長)は6日、米大リーグ観戦ツアーを企画したJA岩手ふるさと旅行センター(阿部久善センター長)に南部鉄瓶をイメージし製作した帽子を寄贈した。市地域おこし協力隊の太田和美さん(35)がデザインしたもの。試合を観戦する同ツアーの参加者にかぶってもらい、大谷翔平選手の故郷の伝統工芸品をアピールする。
市立衣川中学校(八重畑亘校長、生徒75人)の、高齢者世帯に向けた暑中見舞いはがきの制作活動が3年目を迎えた。今回は地域住民に季節行事の楽しさをより味わってもらおうと、衣川地域の施設内に飾る七夕飾りを手作り。暑中見舞いはがきは過去2年間の活動で寄せられた要望に応える形でバージョンアップし、元気と涼を届ける活動が一層の充実を見せている。はがきと飾りは5日、生徒たちの手元を離れ、各施設や世帯へ届けられる。
市は、県内唯一の取り組みである宿泊型産後ケア事業を再開した。週1回1組の受け入れで、県補助金活用により自己負担がゼロになったこともあって希望が多く、既に8月まで予約でいっぱいだ。同じく無料で利用できる日帰り型も7月は予約が埋まっており、核家族化が進む中、需要はますます高まっている。市はスタッフ体制などを含め、産後ケア事業の受け入れ拡充に向けた検討を進める。